杏子の映画生活

新作映画からTV放送まで、記憶の引き出しへようこそ☆ネタバレ注意。趣旨に合ったTB可、コメント不可。

首都大地震

2024年01月04日 | 映画(DVD・ビデオ・TV)
2023年製作 アメリカ 82分

ワシントンで直下型地震が発生。崩れ落ちたホワイトハウスにパウエル大統領(ショーン・ヤング)が閉じ込められ、副大統領は死亡。救出作戦が難航する中、恐るべき事態が明らかになる。この揺れは前震に過ぎず、巨大な本震が迫っているというのだ。更に、大統領の地位を奪うため、ワイルダー議長(エリック・ロバーツ )がパウエル暗殺を狙っていた。アメリカを揺るがす危機に挑む、CIA捜査官のランス(ジャック・ピアソン)と、地震学者のキャサリン(カイラ・フィールズ)。2人は巨大地震の襲来と、テロリストの陰謀を阻止できるのか? 


これはもう、紹介文に騙されましたわ😩 
「首都直下型地震、恐怖のリアル映像!! 全米激震 驚異のディザスター・パニック大作!!!」と煽ってはいる分、チープさに唖然&噴飯ものでした。
本編の前に観た他の作品紹介でB級だってわかってはいたんだけど、想像した以上に酷かった😓 

ワシントンで起きた直下型の大地震に改修中だったホワイトハウスが崩壊!いやいや、そんな簡単に崩れちゃうのか?ホワイトハウス!!
職員たちが建物から避難しているのに、大統領と副大統領(どちらも女性だし)だけが逃げ遅れるって意味わからないんですけど。真っ先にシークレットサービスが安全な場所に誘導しませんか??

ハリス国防省長官(テリー・ウッドベリー)が元部下のCIAエージェントのランスを呼ぶと、婚約者のキャサリン(地質学者)も一緒に着いてきます。え?彼女も呼ばれたんだっけ?
どさくさに紛れてワイルダー議員が現場を仕切り始め、暫定大統領となります。

キャサリンは、自分の仮説を報告して地震の被害を抑えるために重機を要請しますが、アーリントン橋がその重さに耐えられずに崩落して犠牲者を出してしまいます。この崩落シーンがミニカーを使ったバレバレのCGで笑えます。

一方、大統領たちの救出作戦は人海戦術。瓦礫の隙間に入ったのは良いけれど結局諦めて戻るという。その間に副大統領が亡くなってしまいます。

ワイルダーはテロ攻撃の情報を得たと言ってベック率いる民兵団の派遣を国防長官に認めさせます。ホワイトハウスで救助活動に加わったベックらをやたらと警戒する国防長官やランスですが、いかにもならず者って感じのベックらを見たら納得だよな。😩 

更に大きな地震が起こると予測したキャサリンは、ホワイトハウス周囲を走る地下鉄構内にポトマック川の水を引き込んで緩衝域を作る提案をします。(重機作戦はどうなった??)ワイルダーはランスにその指揮を命じ、一方で大統領救出のためベックにホワイトハウスに通じる秘密通路の使用を許可します。でもワイルダーの目的は、ベックを使って大統領を暗殺し、自分が大統領になることで、これもよくある設定だぁね。😪 

通路に案内した警護官はベックに襲われますが、ペラペラと目的を喋った彼の部下を隙を見て倒して逃げて国防長官に報告します。

爆破に成功して川の水を引き込んだランスが呼び戻されてベックを追って秘密通路に入りベックを確保し大統領を助け出します。

作戦の成功により大地震は回避され首都壊滅は免れます。
国防長官はワイルダー議員の逮捕へ向かい、ランスとキャサリンは無事を喜び合います。

舞台がほぼホワイトハウスだけで、地震被害の様子は明らかにCGで迫力不足。低予算感も半端ないし、日本未公開も頷ける作品ですね。😧 
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