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杏子の映画生活

新作映画からTV放送まで、記憶の引き出しへようこそ☆ネタバレ注意。趣旨に合ったTB可、コメント不可。

ゲーム・オブ・スローンズ 第七章:氷と炎の歌

2018年01月16日 | ドラマ

2017年製作 アメリカ=イギリス

あらすじは公式HPより

第1話「ドラゴンストーン」…ブランとミーラが黒の城に到着する。ジョンとサンサは北部の領主たちを集めた戦略会議の場で意見を衝突させる。そんな矢先ジョンのもとに、トメンが死にサーセイが玉座に就いたとの知らせが届く。ウォルダー・フレイとその一族を始末したアリアは、「女王を殺す」とリヴァーランを出る。ティリオン、グレイジョイ姉弟らとミーリーンを船出したデナーリスは、ついに故郷ドラゴンストーンに到着する。

いきなりのフレイ一族皆殺しの宴席。当主のじーさんの顔の下はアリア 修行の成果バッチリね

これまでの過酷な経験がサンサを何もできないけどプライドは高い少女から、冷徹な支配者の片鱗が見える女性に変えたとわかるジョンと意見の対立シーンも見応えありました。何となくサーセイに似てきた感が

デナーリスは遂に生まれた城に帰還します。荒れ果てているけどね


第2話「嵐の申し子」…デナーリスはオレナ・タイレルとエラリア・マーテルを召喚し、サーセイを打倒する戦略を告げる。一方、北へは援軍を得るためにウィンターフェル領主ジョン・スノウに使い鴉を送り、女王デナーリスに謁見し忠誠を誓えと命じる。サムからの便りで、ホワイトウォーカーを倒すのに必要なドラゴングラスがドラゴンストーンで大量に採掘できると聞いたジョンは、デナーリスからの召喚に応じようとするが…。

サムはシタデルでドラゴングラスがドラゴンストーンに眠っていることを突き止めます。デナーリスとジョンの進む道が交差してくる予感 デナーリスの召還に応じようとするジョンをサンサは止めますが、不在の間の指揮権をサンサに委ねてジョンは出発していきます。リトルフィンガーの動向が気になるところですね

デナーリス側についたドーンのマーテル家の面々を乗せてシオンと姉のアシャは王都に向かいますが、王座を狙いサーセイと結婚しようと企むユーロンが襲い掛かります。窮地にシオンは海中に飛び込み敵前逃亡。こいつはずっとそういうキャラなのかしらん

 

2018年1月21日視聴

第3話「女王の正義」…ドラゴンストーンに上陸したジョンとダヴォスは、頭上を飛ぶ3頭のドラゴンに圧倒されつつデナーリスに謁見する。王都では、ユーロンが奇襲し捕らえたヤーラ、エラリアとその娘タイエニーを連行しサーセイに差し出す。ウィンターフェルでは、サンサのもとにある人物が訪れる。グレイ・ワーム率いる穢れなき軍団がキャスタリーロック陥落に成功した頃、ラニスター軍はオレナのいるハイガーデンを攻め落とす。

初めてドラゴンを見て驚くジョンとダボスの普通過ぎる反応がちょっと可笑しかった続く謁見シーンは議論を戦わせる二人の間に見えない火花がバチバチしてて迫力がありました。ブランがウィンターフェルに到着してサンサと再会しますが、もうそこには以前の無邪気な子供はどこにもいないんですね キャスタリーロックを落としたはいいけれど、ここはサーセイ側が一枚上手。本隊はハイガーデンに向かいこれを落としてしまいます。まるでチェスの戦いを見ているようなスピード感のある描写です。サムはジョラー・モーモントの治療に挑みますが、病巣を剥いでいく様子は目を背けたくなる痛々しさがありました。サーセイのエラリア母娘への復讐はジョフリーが盛られたと同じ毒を使ったもの。じわじわと苦しめる手法は女性ならでは? ジェイミーは第4話でレディ・オレナにやはり毒で死を与えますが、こちらは苦痛のない死ということで、同じ毒殺でも二人の性格の差が表れているように感じました。


第4話「戦利品」…ジョンはドラゴングラスを発見した洞窟にデナーリスを案内し、あるものを見せる。サーセイはジェイミーが得た大量の金で借金を返済する。ティリオンの助言に従いグレイジョイ、タイレル、マーテル家に協力を仰いだ作戦が失敗したことを知ったデナーリスは激怒し、直ちに王都を攻撃すると主張するがジョンとティリオンに制止される。ジェイミーはハイガーデンを攻め落とした大軍を率いて王都への帰路につくが…。

洞窟の壁に描かれた絵は大昔、森の子らと共にホワイトウォーカーや夜の王と戦ったことを示していました。これを見たデナーリスはジョンに協力することを約束します。(これからの展開を予想させるシーンかも。)ウィンターフェルにアリアが戻り、正当なスターク家の子供たちが集います。ブライエニーと剣の稽古をするシーンでは、アリアのまるでダンスのような優雅な動きに目を奪われました。サムの治療が功を奏し病が癒えたジョラーは再びデナーリスの元へ向かう様子。(この人は愛に生きるのね)ドラゴンに乗ったデナーリスはジェイミーの軍を急襲しこれを壊滅させますが、この時ドラゴンの弱点が明らかに。炎に包まれ炭化する兵士たちの様は痛ましいのですが、ジェイミーは生き延びちゃうんですね 

 

2018年1月22日視聴

第5話「イーストウォッチ」…奇襲に成功したデナーリスはラニスター兵たちにある選択を迫る。3つ目の鴉となったブランは死の軍団が壁に向かっていることを確認し、直ちにジョンとシタデルに使い鴉を送る。ウィンターフェルでは、アリアがリトルフィンガーに対する警戒心を強くする。北に迫る脅威をサーセイに認識させるため、ティリオンはジェイミーに会う。同行したダヴォスは町である人物を見つけドラゴンストーンに連れ帰る。

サムのお父さんと弟は非業の死を遂げます。う~~ん・・将来サムがターリー家を継ぐことになる?

アリアはリトルフィンガーを懐疑心丸出しで警戒してますが、彼にとってはアリアのような小娘の考えることはお見通し?一波乱ありそうです。

密かにジェイミーと会ったティリオンが思わず本音を吐露する場面に同情心が湧きあがります。そうだよね~~望んでそんな身体に生まれたわけじゃない。心は誰より優しいのにね。

ジェンドリー再登場ですが、出自を自覚してる彼が同じ落とし子のジョンと会ったことで物語はまた別の方向から動き出すのかしら?

 

2018年1月27日視聴

第6話「壁の向こう」…“壁”を越えたジョンたちは、薄氷の上で死者の軍団に包囲される。ジョンはジェンドリーを“壁”へ走らせ、デナーリスに使い鴉を送るよう命じる。サンサとリトルフィンガーに対する疑念を強めるアリアは、サンサがかつてロブに書いた手紙のことでサンサを責める。妹のことを恐れ始めたサンサは彼女の部屋に忍び込み、ある物を発見。やがて氷が固まり、死者の軍団の猛攻撃を受けるジョンたちだったが…。

今回の舞台は殆どが壁の向こうなので、この時期は観てるだけで寒くなります

死者を一人生け捕り(と言っていいのか?)にするだけで良いのに、大軍団に囲まれちゃって氷の湖だか沼だかの真ん中に追い詰められちゃったジョンたちを救いに現れたのはドラゴンに乗ったデナーリス。めっちゃ頼もしく死者の群れを業火で焼いていくのだけど、彼らを率いる者の槍でドラゴンの一頭があっけなくやられてしまいます。硬い鱗を簡単に突き刺すってどんな武器や?水中に沈んだドラゴンを見ながら胸に浮かんだ不安はやがてラストで確信に変わりました。だよね~そのために手に入れたんだろうね~~

ジョンは死者たちに水中に引き込まれ、今度こそおしまいか?いやでも・・と思っていると案の定再び氷上に這い上がり、何故かベンジェン叔父さん(生きてたんだっけ?)に助けられ壁に帰還。デナーリスとの間に確かな絆が生まれます。

一方ウィンターフェルではリトルフィンガーの陰謀が着々進行中の様子。姉妹を仲違いさせてどうしようっての?

ティリオンは活躍の場を与えられていない・・・というより今のところ彼の作戦は失敗や裏目に出ている感が

 

2018年1月28日視聴

第7話「竜と狼」…ジョンたちは生け捕りにした死者を連れキングズランディングに到着。初めて死者を見たサーセイ、ジェイミー、ユーロンは恐れおののき、迫りくる大戦の重大さを目の当たりにする。ウィンターフェルではアリアの反乱を未然に防ごうとするリトルフィンガーの差し金通り、サンサは妹を糾弾すべく大広間に招集するが…。一方、ウィンターフェルに到着したサムは、ブランにジョンの出生に関わる重大な真実を伝える。

リトルフィンガーに操られているかに見えたサンサですが、度重なる試練が彼女を冷静な判断の下せる女性に成長させていました。さしものリトルフィンガーも年貢の納め時。ちょっとあっけない気もしますが

ドラゴンピットでの会見は馬鹿正直なジョンのせいで一旦は白紙に戻ってしまいますが、ティリオンの進言で好転・・・と見せて、サーセイってば、芯から悪女。いや、子を宿す母に備わった生存本能というべきかしらでも彼女の思惑はここにきてやっと一人前の男に成長したシオンのせいで外れそうですが さすがにジェイミーもサーセイのやり方についていけなくなったようで、この先はジョンと協力体制になるのかしら?

そのジョンですが、彼の出自は・・・それってデナーリスとは叔母・甥の関係になるわけで・・まぁ、ジェイミーとサーセイの関係よりはいいのかなそもそも近親結婚は王族にとって罪ではないことが多いし

何より、死者に操られたドラゴンが壁を一気に破壊する図は圧巻で次作が早くも楽しみ

ただ、通常は二話が一枚に収められていたのが今シリーズでは5~7話が一話分ずつになっているのは納得いかんぞ



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