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杏子の映画生活

新作映画からTV放送まで、記憶の引き出しへようこそ☆ネタバレ注意。趣旨に合ったTB可、コメント不可。

超巨大ハリケーン カテゴリー5

2016年01月04日 | 映画(DVD・ビデオ・TV)
2014年製作 アメリカ 87分
2015年1月2日新春ロードショー放送

2005年8月29日-アメリカ東南部に壊滅的被害をもたらしたハリケーン・カトリーナ。TVでは頻繁にその様子を伝え、住人たちは近づきつつある脅威に日々備えていた。しかし、そのハリケーンは住人たちの予想をはるかに超える威力をともなってアメリカ大陸に近づいてきていたのだ。その威力レベルは、カテゴリー5! ! 5段階のうちの最大最強レベルのモンスター・ハリケーンへと変貌を遂げていたのだ! ! フロリダは暴風・豪雨に襲われ、停電になり、建物は次々と破壊されてく。
壊滅的な被害を目の当たりにし、自然の脅威には太刀打ちできないことを悟ったチャーリー一家はこの最大規模のハリケーンから身を守るためにシェルターに避難するが・・・。


史上最強のハリケーンに翻弄される人々を描いたディザスターパニック。
子供の頃に両親をハリケーン被害で亡くした娘ヴィクトリア(チェルシー・ケイン)が、大学で気象の研究をするようになり、この巨大ハリケーンの進路に祖父(バート・レイノルズ)の住むフロリダがあると気付いて助けに行くというお話。ついでにネットで実況中継して危険を知らせる=実績になると男子学生まで巻き込み機材一式を乗せた車で向かったはいいけれど、あっさり暴風に車はなぎ倒されて自分たちが絶体絶命のピンチって・・・おいおい!な展開です

姪から危険を指摘され、一足先に頑固な父親を家から避難させに来ていたチャーリー(C・トーマス・ハウエル)と親父の車を拝借しようとしていたところをそのまま乗ってきてしまった難しい年頃の息子、彼らを追いかけてきた妻と一家勢揃い(何やってんだか)家が一番安全と避難しようとしない頑固爺も孫の言うことには渋々従い、避難を始めるのですが、途中で立ち往生して通りすがりの家に逃げ込んだところを不審者と思われ祖父が撃たれてしまうのはさすが銃社会アメリカだわと変なところで感心してしまいました。

とりあえず誤解は解けたものの、強風で家は半壊、シェルターで動きがとれなくなってしまいます。そこへ、姪の窮状を伝えるニュースが台風の目に入った無風状態の数十分の間に助けに行ったのはチャーリーと反抗期の息子。ピンチが家族の絆を高めるというセオリー通りの展開です。
何とか二人を連れ帰り、ハリケーンをやり過ごし・・・あれ?これでおしまい??

先のハリケーンで次男(ビクトリアの父)を喪い、その恐さは身に染みている筈なのに、まだ自分(の家)を過信する頑固爺とか、救いに行くと言いながら余計な場所で実況中継してる姪とか、無謀な彼女らの中継を褒めたたえるマスコミとか、色々突込み処はあるし、ハリケーンの迫力もさほど伝わってこないのはまさにB級ですが、お正月のんびり画面を眺めている分には暇つぶしになりました


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