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杏子の映画生活

新作映画からTV放送まで、記憶の引き出しへようこそ☆ネタバレ注意。趣旨に合ったTB可、コメント不可。

カンフー・パンダ2

2012年07月29日 | 映画(DVD・ビデオ・TV)
2011年8月19日公開 アメリカ 

“伝説の龍の戦士”となっても、相変わらず食いしん坊で軽いノリのポー(声:ジャック・ブラック)は、カンフーの達人、タイガー(声:アンジェリーナ・ジョリー)、モンキー(声:ジャッキー・チェン)、ヘビ(声:ルーシー・リュウ)、ツル(声:デヴィッド・クロス)、カマキリ(声:セス・ローガン)の“マスター・ファイブ”と共に技を磨きながら、平和の谷を守っている。だがそんなポーの前に、世界征服を狙うクジャクのシェン大老(声:ゲイリー・オールドマン)が現れる。シェンはオオカミを味方につけ、どんなカンフーの技も吹き飛ばす武器を開発したのだ。シャンとの戦いの中で、ポーの中に育ての親のピンさんに引き取られる前の記憶が、少しずつよみがえる。なぜガチョウのピンさんは、ポーを我が子として育てたのか。ポーの本当の親は誰で、ポーはいったい何者なのか。そしてポーは真実と向き合う勇気を見つけ、世界を救うことができるのか……。(goo映画より)

前作ではポーのお父さんがガチョウである理由は明かされていませんでしたが、続編である今作ではポーの出自が鍵になっています。
絵巻物語風に始まる冒頭で、ゴンメンの統治者の息子だったシェンが、自分の未来を脅かすと予言されたパンダの勇者の出現を防ぐため、パンダを根絶やしにしてしまいます。ここで「はは~~ん、ポーはその生き残りなのね」と気づかされるわけですが、当然ポー自身はそんなことは夢にも思っていません その時の虐殺行為を両親に知られて、シェンは追放されるのですが、逆恨みして復讐心に燃えた彼は、恐ろしい武器を作り出して世界を自分のものにしようと企むのです。そして時は流れ・・・。

カンフーのレベルアップのためにシーフー老師に呼ばれたポーは、「内なる平和」という技を見せられます。練習を始めた矢先に、村が盗賊に襲われているとの報を受け、マスター・ファイブと共に駆け付けてオオカミの盗賊を倒し隊長を追い詰めるのですが、ウルフ隊長の肩の赤い目のマークを見た途端、子供の頃の記憶が甦り、彼を逃してしまうの。

ここで、初めてポーは自分の両親が他にいることに気付きます。(種が違うのだからなんで今まで気付かないんだよという突っ込みは無しね)ピン父さんに自分が拾われたことを聞かされたポーは、両親のことを知るためにもウルフ隊長を追うことを決意します。
オオカミたちはシェンの命で、村にある金属を奪って武器の材料にしようとしていました。ポーたちはシェンの野望を阻止しようとゴンメン市に向かいます。

ゴンメンをカンフーの技を破る武器で手中に収めたシェンは、予言の相手であるポーを倒そうと待ち構えていました。いったんは彼の策略で親に捨てられたと誤解したポーが戦意喪失してしまうのですが、最後は仲間たちと力を合わせて戦いを勝利に導くのです。
ポーがシーフー老師に学んだ「内なる平和」の技をマスターして武器を破壊する様子は「ドラゴンボール」で出てくるような描写でした。
ポーは、シェンに情けをかけてとどめを刺さないけれど、結局はシェン自身が自らを滅ぼしてしまうのも悪人によくあるパターンだね。

公開時は夏休みの時期とあってどこ吹替ばかりだったのでレンタル待ちしてましたが、やっぱり豪華俳優陣による声で楽しさ倍増でした
中国各地をロケして映像を作品に反映させているだけあってカラフルな色彩やいかにも中国らしい山々に囲まれた自然や海の近くの都市の雑踏なども目を楽しませてくれました。
3Dだともっと迫力があるのでしょうけれど、2Dでも私には十分

ブルーレイの特典には、ストリートファイターだったサイ・ウシ・ワニがカンフーの達人として英雄となるまでの物語も収められています。


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