今日の絵本

「やったね！きつねくん」（５分半）

クラウディア・ボルト：作・絵

おおはまちひろ：訳

パイ　インターナショナル：発行

２０１７．４初版第１刷（1300円）

かたいチーズが大好物のきつねのハロルド。

でもハロルドのお父さんは、きつねらしくして欲しいと考え、「一人前になるために、にわとりを捕まえてくるように」と言います。

にわとりを捕まえたもののハロルドは逃がしてしまい、お父さんに「それは事件だ、犯人を追うべきだ」と言われ、犯人探しに出かけます。

名探偵ハロルド、犯人は見つかるのか？

にわとりを持ち帰れるのか？

犠牲者が出ずに一件落着させる展開はあっぱれ！

今日の絵本

「はるふぶき」（６分）

加藤多一：文

小林豊：絵

童心社：発行

１９９９．３第１刷（1300円）

＞草のなみにゆられると、木だっていねむりすることがある。

と、いう最初の文章が素敵だ。

けれど話は、そんな穏やかなものではなく、吹雪の中、買い出しから戻る馬と子どもの厳しい姿を描く。

今日の絵本

「おかあさんは『なんでだろう』とおもっています」（３分）

岡田まゆみ：作・絵

三恵社：発行

２０２０．７初版（1600円）

しろくまくんは　しょうがくせいの　おとこのこ。

しろくまくんの　おかあさんが　「なんでだろう」と思う時・・・。

子どもの言動や行動って、「なんでだろう？」と思うこと多いけど(^^;

まあ、子どもなりに理由があるよね。

大人になっても同じことするわけじゃないし、、、

（最近、そうとも言えない事件が多々あるけど）

今日の絵本

「いちにち」（２分）

ひろたあきら：作

角川書店：発行

２０２１．４初版（1000円）

金魚鉢（？）の中に住む１匹の魚。

鉢から出て過ごす一日、楽しいね(^^;

人も大きな鉢に居るのと同じ！？

毎日、新しい発見をして楽しい気持ちで過ごせたらいいよね。

今日の絵本

「あんまりすてきだったから」（２分半）

くどうれいん：作

みやざきひろかず：絵

ほるぷ出版：発行

２０２２．６初版第１刷（1400円）

テレビで聴いた歌手の歌声が、あんまり素敵だったから・・・

とっておきの万年筆で「その歌、とっても素敵です」と、こんちゃんは手紙を書いた。

万年筆に手紙、何だか懐かしいと思えるSNS中心の今の時代。

作家さんは今の世代の若者だ。

『好きだと思ったら好きだと言う』

『お手紙を書きましょう』

『この世には、たくさんの封筒と便箋があるのだから』

という言葉が散りばめられた＜あとがき＞は、とっても素敵！

今日の絵本

「アリィはおとどけやさん」（５分）

大久保雨咲：作

吉田尚令：絵

ひさかたチャイルド：発行

２０２１．５第１刷（1300円）

作者さん、何て名前なのかと見たら、「うさぎ」って読むらしい。

今年の干支だ(^^)いいね！

アリのお嬢さんが経営する「荷物を届けてくれる」お店。

なかなか繁盛していて、最近引っ越してきた友だちのイモムシは、遊びに来ても振られるばかりで悲しくなってしまいます。

そんなある日、お届け物の花を選んでいる最中に、アリィはある気持ちに気づきます。

今日の絵本

「おおきく　おおきく　おおきくなると」（12分）

佐藤ひとみ：文

谷口靖子：絵

福音館書店：発行

２００８．７（1600円）

身体測定の日、一年生で一番小さかった、ゆうき君。

「大きくなりたい」と思っていたら、ゆうき君の影が急に起き上がり向かってきた！

「げーか　ろくろく　くきおお　れーな！」

影の放つ不思議なおまじない（？）で、ゆうき君はむくむくと大きくなり、ついに！？

大きくなって見えたこと、気づいたこともある。

でも小さいからこそ、見えることや気づけることもあるはず。

ここまで大きくなるのは、絵本の世界だけでいいし、、、

今日の絵本

「あおい　おそらの　そこ　ふかく」（４分半）

きくちちき：絵

上戸彩：ナビゲーター

矢崎節夫：監修

JULA出版局：発行

フレーベル館：発売

２０２２．１１第１刷（1200円）

金子みすゞさんの童謡（詩）集。

声に出して読むと、読む人も聴いている人も、優しい気持ちになれる詩・・・と、あとがきにある。

中の一節『ながいゆめ』のように、全部が夢で、赤ちゃんの頃から人生をやり直せたなら・・・と考えてしまう、今の年齢になって(^^;

今日の絵本

「ハーキン　谷へおりた　きつね」（７分）

ジョン・バーニンガム：作

あきのしょういちろう：訳

童話館出版：発行

２００３．５第１刷

２０１４．４第12刷（1400円）

キツネのハーキンは賢い。

ただ、冒険心と興味が強すぎて、仲間の危機を招いてしまう。

だけど、結果、賢さを発揮して危機回避！

そんな物語(^^)

今日の絵本

「なすのぼうや」（４分半）

久住卓也：作

ポプラ社：発行

２０１８．６第１刷（1300円）

お気に入りのぼうしを無くしたなすの坊や。

トマトお姉さんも、きゅうりのお兄さんも、とうもろこしの兄弟も気にかけてくれるけど・・・。

野菜たちのヘタはある意味、大事な帽子なんだね～。

帽子が変わると格好も変わる。

変身した姿も可愛いけど(^^;