アンの絵本日記&g

大人にも楽しめる絵本の紹介と
稲垣吾郎さんについて(時々)語ります。

今日の絵本

2023-01-05 15:08:42 | 絵本
「はじまりは たき火」(8分半)
火とくらしてきたわたしたち
まつむらゆりこ:作
小林マキ:絵
福音館書店:発行
2020.1(1400円)

火のある暮らしが始まった頃は、自然豊かだったはず。
火をエネルギーとして多用し変化したことにより、自然も壊されていった。
石炭や石油だって、元をたどれば大昔の植物や、海の底の微生物たちの蓄積なのだ。
エネルギーには限りがある。
これからの未来・・・どうなっていくのかなぁ。


今日の絵本

2023-01-04 16:16:31 | 絵本
「ねこ どんな かお」(1分半)
村上しいこ:文
MAYA MAXX:絵
講談社:発行
2014.12第1刷(1500円)

喜怒哀楽、いろんな表情のネコの顔。
大きな絵と多彩な色遣いでインパクトあるネコが!

今日の絵本

2023-01-04 16:06:44 | 絵本
「ひろった らっぱ」(5分半)
新見南吉:作
葉祥明:絵
にっけん教育出版社:発行
2003.8初版第1刷(1300円)

戦争で手柄をたてようと出かけた男が、戦で荒らされた田畑と打ちひしがれた人びとを見て考えを変え、村人とともに荒らされた田畑を豊かな実りの大地へと変えていく物語。
声高にではなく静かに、戦争よりも平和を希求した童話。
南吉の死から五年目、終戦後の1948年(昭和23年)に初めて活字となった。

今日の絵本

2023-01-03 13:27:06 | 絵本
「アリューシャン マジック」(3分)
あべ弘士:作
のら書店:発行
2022.10初版(1700円)

ある年の春の終わり、私はカムチャッカ半島からアリューシャンをめざしていた。
この時期、北太平洋海域にはプランクトンが大量発生し、生き物たちがそれをねらって、地球上から集まってくる。
それはあたかも、マジシャンがくりひろげるマジックショーだ。
私は旅人だ。
旅は地球のふしぎを教えてくれる。
わかい人たちにも、それを体験してほしい。

この<あとがき>を読んでから本編を読むと、また違ったものが見えてくるかも。

今日の絵本

2023-01-03 13:17:13 | 絵本
「こんとん」(3分半)
夢枕獏:文
松本大洋:絵
偕成社:発行
2019.2初版第1刷(1600円)

犬のような姿で毛が生えている?
足は熊に似ている?
名前の無い、ふわふわした白いもの・・・それが『こんとん』。
ある日、南の海と北の海の、ふたりの帝がやってきた。
「目と耳と鼻と口を作ってやろう」と、帝たちは合わせて七つの口を作ってやったそうな。
ところが・・・

自分の目で見る
きく
かぐ
自分の口で語る
それは
なんだか
とてつもなく
たいへんな
ことだったんだろうね。

深いな~
この文章。。。


今日の絵本

2023-01-02 15:41:21 | 絵本
「しか しか」(4分)
山田マチ:文
岡本よしろう:絵
小学館:発行
2020.4初版第1刷(1300円)

シカが二頭、でもなく、、、
歯科が二軒でもなく、、、
「シカ(鹿)の歯科」らしい(^^;
いろんな生き物が受診に来るが、それも歯!?とびっくり。
ぼくのグラグラの歯も治してもらえるのかな~!?

今日の絵本

2023-01-02 15:29:53 | 絵本
「そらをあるく しろい ぞう」(4分半)
唯野元弘:文
ひだかのり子:絵
すずき出版:発行
2013.4初版第1刷(1500円)

「ジャータカ」というインドの説話集の中の一篇「愚者本生物語」を絵本にしている。
「ジャータカ」とは、「本生譚」「本生話」などと訳されるお釈迦様の前世の物語。
仏教では幸せになるには(さとりに至るには)苦しみをなくすことという。
この物語は、嫉妬心を捨て、それぞれを認め合っていくことを勧めている。
この絵本を通じて子どもたちに、人をうらやむことをやめて、互いに認め合って共に生きていくことを伝えていただきたい。
(最後の「解説」より引用)

今日の絵本

2023-01-01 16:04:03 | 絵本
「サチコさんのドレス」(2分半)
桜木紫乃:作
そら:絵
石切山祥子:企画協力
北海道新聞社:発行
2021.11第1刷(1500円)

車いすを使う方がドレスを着るのは大変だと知り、彼女たちに恋愛や結婚やドレスを着ることをあきらめてほしくなくて、少しずつ改良して着やすい仕様やデザインにしてきました・・・と、あとがきで綴るのは、北海道で30年以上スタイリストの仕事をされている石切山祥子氏。
誰もが気軽にお洒落をして、キラキラ輝く社会に!
と、私も思います。


今日の絵本

2023-01-01 16:00:44 | 絵本
「なっとうくん西へいく」(6分)
三輪一雄:作・絵
PHP研究所:発行
2008.12第1版第1刷(1200円)

稲ワラに潜む小さな小さな微生物の納豆菌。
大豆と結びつくと、日本独自の伝統食「納豆」となって栄養価は倍増する。
たかが納豆菌。
されど納豆菌・・・と、あとがきで綴る作者は大阪出身。
中学生の頃、母親に頼んで弁当に納豆を入れて持参した経験が絵本の中でも描かれている。

私は生まれてから今まで、ずーっと西日本に住む人間だけど、そこまで納豆が嫌われているイメージはなかったけどなぁ(^^;