「きみも こねこなの？」（1分半）
エズラ・ジャック・キーツ：作・絵
当麻ゆか：訳
徳間書店：発行
２０１７．７初版（1500円）
こねこたちが遊んでいる所へ、こいぬが一匹やってきました。
「きみも こねこなの？」と聞かれた こいぬは「えっと・・・そう！」と、答えます。
「一緒だね。じゃあついてきて！」
こいぬは こねこに なりきって、ミルクを飲んだり、高いところを走ったり、ネズミを追いかけたり・・・。
犬も猫も、子どもたちの世界では関係ないみたい(^^;
「ファビアンのふしぎなおまつり」（６分）
マリット・テルンクヴィスト：作・絵
長山さき：訳
徳間書店：発行
２０１７．９初版（1900円）
今日は、おまつりです。
ママが出かける用意をしているあいだに、ファビアンは、わくわくして、いろんなことを考えました。
今日は、車の代わりに、町にゾウがいるかも。
キャンディーのなる木や、広場から、はみだしそうに大きなケーキも、あるかも・・・！
何て楽しいおまつり！！！
見開きのページで、さらに世界が広がる。
「あの子は ぼくらの スーパースター」（６分）
フラン・ピンタデラ：文
ラクウェル・カタリーナ：絵
せなあいこ：訳
２０２２．６初版第１刷（1600円）
ぼくたちのスーパースター、マダーニくんは いつも裸足。
時々思うんだ。
「もし、マダーニくんが ちゃんとしたサッカーシューズを履いたら、どんなすごいプレーをするかな」って。
大事な試合の前の日、「買い物に行ってくる」と言うマダーニくん。
「明日こそ、マダーニくんが新しいシューズで敵を蹴散らしてくれる」と思ったのに、試合に現れると、何といつも通り裸足！？
何か、読み終わりに胸がいっぱいになった絵本。
何が一番大切なのか、その優先権は人それぞれ違うのだ。
「ひよこのアーサーがきえた！」（６分半）
ナサニエル・ベンチリー：文
アーノルド・ローベル：絵
文化出版局：発行
２０１０．１１第１刷（950円）
めんどりかあさんが、とっても可愛がっている、ひよこのアーサー。
ある日、かあさんが出かけている間に、アーサーがいなくなってしまいました。
農場のみんなに聞いてみたけど、一向に見つからない💦
アーサーは何処に！？
かあさんは、ふくろうのラルフに相談しました。
アーサーは見つかるのかな？？？
「さんすうえほん ワニのたまごやさん」（６分）
有田奈央：文
江口ノリコ：絵
新日本出版社：発行
２０２２．６初版（1500円）
これは、なかなか楽しい計算が学べる絵本。
子どもって、どちらかと言うと『引き算』が苦手、嫌い・・・は、以前小学校の先生が言っていたこと。
やっぱ増えるのは嬉しいけど、減るのはね(^^;
特に、当時の算数って、リンゴのかご盛りとかで学ぶから、、、
最後に、おまけのクイズまであって、大人も楽しめる、かも！？
「ごはんのにおい」（３分半）
中川ひろたか：文
岡本よしろう：絵
おむすび舎：発行
２０１７．９初版第１刷（1400円）
＞元気、気力などの「気」という文字は、もともと「氣」と書いて、かまどで湯気を立ててお米を炊いている様子から出来た文字ともいわれています。
＞元気がほしい時、炊きたてのごはんを食べてみてください。
＞きっと元気がわいてくると思いますよ。
（食育指導士・おむすび舎 霜鳥英梨氏 あとがきより）
今や、ダイエットの敵、炭水化物の代表の様に思われている「ごはん」。
でもそれはちょっと違うんじゃない？
絵本の中のボクは、ごはんが炊けたにおいで目が覚める。
私も同じだ。
そのかおりは、どこか懐かしい。
「さつまのおいも」（１分半）
中川ひろたか：文
村上康成：絵
童心社：発行
１９９５．６第１刷
２０２０．７第６７刷（1300円）
秋に読めばピッタリの絵本。
おいもも掘られる前に頑張っているんだねぇ(^^;
精一杯美味しくいただこう！
「あきらが あけて あげるから」（３分半）
ヨシタケシンスケ：作
PHP研究所：発行
２０２１．４第１版第１刷（1000円）
ボクはまだちっちゃくて、ちからもよわいから、このふくろは あけられないんだ・・・。
開けたいものはいっぱいあるのに、うまくできない悔しさ。
でもパパの愛情の深さが伝わって、何かほっこり。
「こもれび」（９分）
林木林：文
岡田千晶：絵
光村教育図書：発行
２０２０．２第１刷（1300円）
すでに刊行されている「あかり」「ひだまり」も素敵な感じで、今度読んでみよう。
装丁が懐かしさや温かみを感じるのだ。
光って、やっぱパワーがあるし、元気の素なんだね。
「ことりのメル おっこちる」（３分半）
コーリー・R・テイバー：作
よしいかずみ：訳
化学同人：発行
２０２２．６初版第１刷（1900円）
ある日、ママがお出かけしている間に、飛んでみよう！と考えたメル。
きょうだいたちは皆心配したけど、思いきり小枝の上から下に向かって飛んでみた。
下へ、下へ・・・落っこちるメルを、リスやクモやハチたちが止めようとしたけれど、だれも止められない💦
カワセミのメルの大冒険！？
さて、結末は？？？
横にしたり縦にしたり、本の向きを変える必要あり。