アンの絵本日記&g

大人にも楽しめる絵本の紹介と
稲垣吾郎さんについて(時々)語ります。

今日の絵本

2017-06-02 11:14:34 | 絵本
「なまけてなんかない! ディスレクシアの男の子のはなし」(2分)
品川裕香:作
北原明日香:絵
岩崎書店:発行
2017.4第1刷(1500円)

ディスレクシアとは、知的に問題がないのに、読み書きがスムーズにできない状態のことをいう。
就学前なら文字に興味を示さない。
絵本の読み聞かせは好きなのに自分から読もうとせず、小学生になると、ひらがな・カタカナがなかなか覚えられない。
日本語の読み書きにつまずくということは、例えば数学も概念等は理解できていても問題文を読む段階でつまずいたり、他の教科にも困難さが生じてきがちになる。
自己効力感を失い、二次的にうつになったり不安障がいになったりすることもある。
(説明書きより)

小学1年生になった“りんちゃん”。
どんなに努力しても字を覚えられず、先生にもお母さんにも叱られます。
りんちゃんは叫びます!
「なまけてなんかないぞ!」

まわりの大人がディスレクシアに気づき、支援する大切さがわかる絵本。