アンの絵本日記&g

大人にも楽しめる絵本の紹介と
稲垣吾郎さんについて(時々)語ります。

今日の絵本

2016-02-22 21:54:27 | 絵本
「ギンジとユキの1340日」(8分半)
渡辺有一:作
文研出版:発行
2014.3第1刷(1400円)

サケの子どもたちは、北極やアラスカの海をおよそ4年間も回遊して一人前に成長し、ふるさとの川に帰ってくる。
そこでガレキに埋もれた河口の異変に気づく。
それでも生まれた川をのぼりつづけて、生命をつないでいくことに死力を尽くす。

2011.3.11
震災の少し前に、東北地方のある川を下って海に出たサケの子どもたち物語。
絵本の初版著者印税の30%が社会福祉法人日本保育協会岩手県支部を通じて、岩手県の被災した保育園に寄付される。
(作者あとがきより)