アンの絵本日記&g

大人にも楽しめる絵本の紹介と
稲垣吾郎さんについて(時々)語ります。

今日の絵本

2011-03-10 23:47:18 | 絵本
「よじはん よじはん」(2分)
ユン・ソクチュン:文
イ・ヨンギュン:絵
かみやにじ:訳
福音館書店:発行
2007.5(1100円)

本書の朝鮮語の原詩は1940年(日本による植民地統治時代)、詩人尹石重(ユン・ソクチュン)によって書かれました。
国の独立を奪われ、民族の言葉を書いたり話したりすることを極端に制限されていた時代にあって、韓国朝鮮の民族の心を懸命に守ろうと努力していた人々の中の一人でした。
尹石重の詩には曲がつけられ、多くの朝鮮語の童謡が生まれました。
そして、子どもたちの心の中に朝鮮語のぬくもりをひそかに伝えたのです。
(訳者解説文より)

すごく素朴な絵と言葉に心が和む。