Rain or Shine~メイおばさんの宝箱

雨が降れば虹が出る、晴れた空には光が躍る。
雨でも晴れでも歩きましょう!
世界のどこかから、あなたへ贈るメッセージ

 パイクプレースマーケットならたった10ドルで~シアトルで花を飾るということ

2014-09-16 02:40:41 | シアトル
昨日の続きで
ホテル暮らしと家暮らしの違いです。

買い物をして料理をして、洗い物をして
が、一つ目だとしたら
花を買ってきて飾ることが二つ目。

ということで早速行ってきましたよ。
アメリカで一番古い公設市場
パイクプレースマーケット(Pike Place Market)です。


マーケットはいつもの賑わい、いつもの彩り。


たくさんの観光客があちこちでカメラを構えています。
入口を入ってすぐ右側にずら~っと並んでいた花屋さんが
ちょっと変わって、点々と散らばった並びになっていましたが
何度言っても心沸き立つ、あの慣れ親しんだマーケットです。

魚にも野菜にも肉にも目を留めず
ひたすら向かうは花屋さん。
行ったり来たりで選びます。
この時期はヒマワリの名残りとダリアです。
ここへ来ると季節を感じます。

そして
毎度のことながら、その値段の安さにいつも驚きます。
町なかの花屋さんで買うのとはえらい違いです

信じられます?
このダリアの花束、ひとつが5ドル
二つ買っても10ドルです!!
品質もいいのです。


ちょっと向きを変えようものなら
水がポタポタしたり落ちて大変ですけれど
いつの季節でも花束を抱えて町を歩くと
「ああ、またSeattleite(シアトライト)=シアトル人になったなあ、、、、」
と思います。

5ドル×2の花束を家に帰って飾りました。
たった10ドル(千円ちょっと)で何と3箇所に飾れました。
しかもかなり気に入ったアレンジで。
思わずウフフの快挙です!

ダイニングテーブルの後ろ。


オープンキッチンの飾り棚の上。
鏡張りですので、全てダブルに映って
2倍の存在感になります(笑)。


そしてまさかのアイディアが湧いて
リビングの「くつろぎコーナー」(勝手にこう名付けています(笑))の
丸いガラステーブルの下の隙間です。


日本から持ってきた木の食器に水を張って
花首を浮かべてみました。


そうしたら何と素敵なんでしょう!(自画自賛)
これまた「やったー!」の快挙です!

ところでこの「くつろぎコーナー」の椅子は優れものです。
家具屋で椅子を選び、無数にある生地の中から
好きな物を選び作ってもらいます。

それだけでも嬉しいのに
実に座り心地が良くて
ロッキングチェアーのように前後にも優しく揺れますし
右にも左にもくるりと回転します。

届くまでに2か月かかりましたけれど
目下のメイの最高の読書スポット、居眠りスポット
そしてビールスポットです(笑)。

そうそう、メイは
菊はあまり好きではありませんが、なぜかダリアは大好きです。
ですから余計に嬉しい「たった10ドルの贅沢&癒し」でした。


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最初の暗いお家ごはん@シアトル

2014-09-15 08:45:05 | ライフスタイル
ホテル暮らしと家暮らしの違いは?
と聞かれたら
まず二つのことが浮かびます。

家で暮らすということは
買い物に行って、キッチンに立って
ご飯を作って、食べて、洗い物をすること。

もう一つは
花を買ってきて飾ること。

もちろんそのほかにだって
自分で掃除、洗濯をするかどうかとか
家具を自分で選べるかどうかとか
飽きたら別の場所に移れるかどうかとか
いろいろあります。

夫が言いました。

「メイ、まだ片付いていないし、料理道具もそろっていないだろうし、
疲れただろうから外に食べに行こうか?」

私が答えました。

「いえ、家で食べましょう。どこかで覚悟して『暮し』を始めなきゃ。」

そして、ガラガラとショッピングカートを引っ張って
歩いて5分の大きなスーパーに行きました。

シアトルの家は
全く空っぽの箱の中に突然移動したようなものですから
戸棚の中も、引き出しの中も、クローゼットも、みごと空っぽです。

しかも
引っ越しと違って
新しい居場所が加わったわけですから
一からすべてを揃えなければなりません。

昨日だってスーパーに行って
塩、胡椒、砂糖、酢、小麦粉、オリーブオイル、ビール、ワインなどの必要最小限の常備品を買うことから始めました。

東京には腐るほどあるのに
ワシントンには売るほどあるのに
などとブツブツ呟きながらも
これからしばらくは買い物の度にこれを繰り返していかねばなりません。
思えば無駄な出費です。

けれども覚悟して選んだ道
ブツブツ呟くのもほどほどにしなければ
バチが当たります。

と、雄々しく気持ちを切り替えて(笑)
昨夜、新生活最初の「お家ごはん」は簡単なものばかり。
でも、長いドライブの後では無性にこんな物が食べたかったんです。

お豆腐と白菜の煮びたし卵とじ
ホワイトアスパラガスのベーコン巻
アボカドサラダをたっぷりのオリーブオイルと海塩で
赤プラムと黒プラム


そしてもちろん
パンではなくご飯です!

だって昨日
日本食が何でも手に入る大型スーパー「宇和島屋」で
これ買って来たんですもの(笑)。
象印の電気炊飯器です。


3合炊きの小ぶりで110ドルでした。
ついでにお箸とお茶碗を味噌汁碗とおしゃもじを買っちゃいました。
さすがシアトルです、こんな物が簡単に買えるのですから。
ワシントンDCではそうは行きません。

今、そろそろ夕方の5時になるところ。
あまりに日差しがきつくて
海がまぶしいものですから


右側の窓のスクリーンを下ろしました。


さて、もう少し日が陰ったら、お夕飯の買い物に行きましょうか。

それはそうと、昨夜の夕ご飯は
外の夜景を見ながら食べようと電気を落としたら
こんな暗い夕ご飯になりました。
別に気分が暗かったわけではないのですが
ちっともおいしそうじゃありませんよね(笑)。



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9日目に目的地シアトルに到着!~西へ西へとアメリカ大陸横断の旅

2014-09-13 16:57:56 | 旅の知恵


ワシントンDCからワシントン州シアトルへ
ワシントンからワシントンへの
アメリカ大陸横断の旅が
9日目の今日、無事、終了しました。

結局、全行程で3千298マイルとなりました。
キロにすれば、約5千300キロです。

バージニア州→メリーランド州→ウェストバージニア州→ペンシルバニア州→オハイオ州→インディアナ州→イリノイ州→ミズーリ州→カンザス州→コロラド州→ユタ州→アイダホ州→オレゴン州→ワシントン州

と、14の州を通り抜けました。
若い人たちならともかく
我々のようなシニア夫婦がよくもまあ(笑)。

しかも
初めは交代でハンドルを握る予定だったのに
なんと全行程を全て夫が運転することになりました。

なんとなれば、、、、、

私が運転を代わるには
足長おじさんの夫のポジションでは
ブレーキにもアクセルにも足が届きません。

けれども、運転席を前にずらせば
どどっ~と雪崩のように
後部座席一杯に積み込んだ荷物(主に本!)が崩れ落ちてきます。


と言うわけ、(笑)なのか(涙)なのか、、、、、、、

長い道中、車内では実に仲良く色々なことを話していたのですが
お昼過ぎに家に着いたとたんに
ちょっと不穏な雰囲気になりました(笑)。

ただ単に、留守の間にあちこちから届いた山のような段ボールを
一つずつ開けて中味を取り出し、正しい場所に設置して
空になった箱をつぶしては
一階のゴミ置き場まで運ぶと言う作業の手順が
ちょっとお互い異なっただけなのですが
たぶんそれまでの緊張が一気に緩んで
どどっと疲れも出てしまい
おたがい我儘になってしまったんでしょうね。


緩あれば急
急あれば緩
緩ばかりではだれますし
急ばかりでは緊張でくたびれます。
夫婦だって緩急で育っていくものです(笑)。

まあ何はともあれ
無事にたどり着き、新しい生活への一歩を踏み出しました。
2か月も前に購入したのに、まだ届いていない家具もあったりで
まだまだ時間はかかりますが
ここはアメリカ、日本のように効率よく運ぶわけがないのだからと
気長に構えることに致しましょう。

それにしても窓の向こうに広がるこの景色
何がなくとも
何があっても
救われます。


レイニア山も夕日に染まり始めました。


セイフコフィールドでは
今日はSeattle MarinersとOakland Athleticsの試合が始まっているようです。


家具が何にもなかった時の方がだだっぴろくて好きでしたけれど

仕方がありませんね、生活しなきゃいけないんですから(笑)。」

1か月の留守の間に、注文した家具が
渡した図面通りの場所に配達されていました。
コーディネーターがクッションの位置まで配慮してくれていて
鏡も絵もちゃんと壁にかかっています。
これはなかなかいいシステムです。

9日間のアメリカ大陸横断旅行
忘れないようにと
毎日大筋を書き続けて線を引いてきましたが
これからは、心触れ、心揺さぶられ
学び、感じたたくさんの点を折々に綴ってまいります。

シアトルは東京マイナス13時間。
目下深夜です。
おやすみなさい!


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8日目の半旗と渋滞~西へ西へとアメリカ大陸横断の旅

2014-09-12 16:37:02 | 旅の知恵
東のワシントンDCを発ってから今日で八日目。
さすがに二人とも疲れが出てきましたけれど
明日には目的地のシアトルに着ける見通しが出て来るや
今度は不思議なもので
もう少し旅を続けていたいような
そんな気がしてなりません。

「現実」の世界に戻り「日常」が始まってしまうのが
寂しいような、怖いような、、、、

期待していたはずなのに
いざそれがすぐ目の前に迫って来ると
なんだかちょっと怖気づいてしまう。

そしてできることなら
いつまでも走り続けていたくなる。
困ったもんです。

今日もよく走りました。
途中、赤道と北極の真ん中、北緯45度を越えました。

北へ向かうに連れて木の形が変わって
オレゴンの針葉樹林が道の両側に続きます。


チェーンをつけるための場所があるかと思えば
それを外す場所もあります。
冬には雪で覆われる所なのです。


オレゴントレイルについてもう少し知りたくて
「Columbia Gorge Discovery Center」という
コロンビア渓谷の博物館に寄り道をすることにしました。


通りすがりの町ではお祭りの真っ最中。
テンガロンハットをかぶった男たちが
道を行き交います。
東部でも南部でもなく「西部」です!


博物館までのスネーク川沿いの道路は絶景です。


15時、博物館を後にして70マイル(112キロ)で走り続け
16時30分、この八日間で始めての渋滞に遭遇しました。
ポートランドへの入り口です。


こんな風に書いてくると
まるで単に目次を羅列しているようなものですが
受け止め続けて来たたくさんのことを
整理するのにはまだまだ時間がかかります。

それぞれの目次について
あるいは欄外版についても
近いうちにまたポチポチと書いて行きたいと思います。

ところで
博物館の入り口の国旗が
帰る時には半旗になっていました。


2011年9月11日
あれから13年の月日が流れました。

さて本日のまとめです。
出発地・時間: オレゴン州Baker City 午前9時15分
到着地・時間: ワシントン州Vancouver 午後5時

*走行距離: 331マイル(530キロ)
*通過した州: オレゴン州、ワシントン州


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7日目は「オレゴントレイル」への想い~西へ西へとアメリカ大陸横断の旅

2014-09-11 15:09:47 | 旅の知恵


「時は遡って1800年
アメリカの西境はミシシッピ川でした。

1803年、ルイジアナの購入と共に、西境はロッキー山脈の西側まで広がりました。
けれども、オレゴン(現在のオレゴン州とアイダホ州の一部)はまだイギリス領でした。

インディアンたちが長い間居住していたこの一帯は、白人にとっては未知の領域でした。アメリカ政府はこの地に人々を移住させるための調査を始めました。
けれども、家族がワゴン(幌馬車)で移動をするための新たなトレイルなしには、移住は難しいことがわかりました。」

そんな出だしで始まる小冊子を読み始めましたが、まだ途中です。
これは19世紀西部開拓時代の西へと移動する道「Oregon Trail(オレゴントレイル)」についての記述です。

「The Way West」(邦題は「大西部への道」)という古い映画を見て以来、ずっと気にかかっていたのがこの「オレゴントレイル」でした。今回の西への移動を計画した際にも、「少しでもいい、その跡を辿れれば」と言う思いがありました。

本の序章をひも解いたばかりの中途半端な状態でしのもの言うよりは、もう少し学んでからあらためて書いてみたいと思いますが、今日はアイダホ州のスネーク川沿いに伸びる「オレゴントレイル」を見ながら、それとほぼ平行に伸びた現代の道路を辿ることができました。


1840年、オレゴントレイルを移動中の人たちが、男も女も子供たちまでもがインディアンに殺された平原にも下り立ちました。見渡す限り人っ子ひとりいない大平原は、強い日差しをさえぎる物とてありませんでした。どんなにか暑く、どんなにか乾き、どんなにかひもじかったことでしょう。

冬の厳しい気候を避けて4月末から5月にかけてミズーリ州のインディペンデンスを出発した彼らが、オレゴン州の終着点ポートランドに到着したのは10月のことだったと言います。


私たちが、ミズーリのインディペンデンスにいたのはついこの間の9月6日のことでした。そして、私たちがポートランドに下り立つのは明日、9月11日です。つまり、彼らが6か月もかけて移動をした距離を、私たちは今、たった5日で移動してしまうのです。

数多の困難を覚悟しながら彼らは何を求めて西へと向かったのでしょうか。
「better world」「better life」という「今」よりも良い生活を求めてだったのでしょうか。それとも、「bad」から「not so bad」という「今より少しでもましな生活」を求めてのことだったのでしょうか。言い換えれば、ゼロ→プラスだったのでしょうか。マイナス→ゼロ だったのでしょうか。

長い一日の終わりに、今日の風景と風と光を思い出しながら、そんなことを考えています。

さて本日のまとめです。
出発地・時間: アイダホ州Twin Falls 午前10時
到着地・時間: オレゴン州Baker City 午後7時 (オレゴン時間午後6時)
休憩: 4回

*走行距離: 313マイル(501キロ)

*通過した州: アイダホ州、オレゴン州

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6日目は「旅は人生 人生は旅」~西へ西へとアメリカ大陸横断の旅

2014-09-10 14:24:18 | 旅の知恵


先週木曜日の朝に東のワシントンDCを発つ時に
GPSの目的地に入れたのは

1400 S. Main
Moab, Utah

4日目と5日目の夜に泊まるホテルの住所でした。
何日かかるかわからぬ行程の中で、この2日間だけは
からだを休めるために前もって予約をしていたのです。

それ以外は出たとこ勝負
風の向くまま気の向くまま、いえ走るまま
その日その日の出来高(笑)で決めました。

あれから西へ西へといくつもの州を越え
初めての雨降る朝に
新しい行先をシアトルの新居に設定し
後半の旅が始まりました。
これからは少しゆっくりと進めます。

さて本日のまとめです。
出発地・時間: ユタ州Moab 午前9時15分
到着地・時間: アイダホ州Twin Falls 午後6時30分 
休憩: 4回

*走行距離: 451マイル(722キロ)

*通過した州: ユタ州、アイダホ州

昨夜の雷雨の名残りが残る今朝、2連泊したモアブを後にしました。

雨脚が強くなったかと思えば
突然の眩しいお日様に面食らったり


あっちは晴れ晴れとした青空だと思えば
こっちはどんよりとした曇天だったり


気温が上がって冷房を入れたかと思えば
涼しくなってセーターをはおったり

地平線を見ながら走るかと思えば
山に向かって走り始め

荒涼たる赤土の平原が続いていたかと思えば
スプリンクラーがまわる緑の畑になって


ふわりと薔薇の香りが運ばれてきたかと思えば
鼻をふさぎたくなるような堆肥の匂いに息を詰める。

大きな車が走れば
小さな車も走る。


フリーウェイは二つに別れ
右へ行けばソルトレイクシティ―
左へ行けばラスベガス

旅は人生
人生は旅


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5日目は予期せぬお買い物~西へ西へとアメリカ大陸横断の旅

2014-09-09 09:33:00 | 旅の知恵


ワシントンDCから、ここユタ州のモアブまで
ほとんど物見遊山らしきこともせず
木、金、土、日とひたすら走っていましたら
やはりけっこうくたびれました。

日、月とモアブに連泊することにして
今日はミュージアムを訪ねたり、トレイルを歩いたり
ナショナルパークの中を走ったりと、ゆったり過ごしています。

この西部の小さな町は、町の目抜き通りまで「西部」です(笑)。
その中にこんなお店がありました。


そして
ふらりと吸い寄せられるように足を踏み入れた人がおりました。
大きいのや、中くらいのや、小さいの
だいぶ迷って試食ならぬ試眺をしたあげく

「もう十分に持ってるじゃない。
 元々持っていたのがある上に
一昨年だって香港で驚くほど高いのを買ったでしょう?」

というパートナーの言葉には

「だって君、あれは日本の家においてあるし
 元々ある古いのはワシントン用だし。」

などという口答え(笑)!

こういう時の夫は
誰が何と言おうと絶対に我が道を行きます。

あきらめて、外をぶらぶらしていたら
少年のように嬉しそうに包みを下げた夫が出てきました。
ね、やっぱり買っちゃったんですよね、NIKONの双眼鏡。
鳥をみたいのですって。
いったい運転しながら鳥なんて見られるんですかね(笑)。


でも、こんな後姿を見たら
許してあげたくなっちゃう母心? いえ妻心(笑)。
男の人ってなかなか可愛いじゃありません?

行先は自然の中のトレイルです。
入口で真剣にマップを見ています。
どこで鳥が見られるのかを調べているようです。


そして歩き出しました。
せっせと後ろも振り返らずに。
時々鳥らしき物が飛んだりしようものなら
急いで買ったばかりのBinocular(双眼鏡)を目に当てますが
その時はもう鳥さんは飛んで行った後なんですよね(笑)。


でも、ま、いいでしょう。
やっぱりこんな姿を見た日には
どうぞ思う存分、何でも見てくださいな
と言いたくもなりますよ。


それにほら
入り口の掲示板にもこんなことが書いてありましたしね。

「双眼鏡は役に立ちます。」


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4日目は西部劇の世界~西へ西へとアメリカ大陸横断の旅

2014-09-08 14:51:35 | 旅の知恵


「西部」と言うのが実際はどこを意味するのかご存知でしたでしょうか。
私は今日まで知らなかったのですが、一言で言えば、ミシシッピ川の向こう側だそうなのです。州で言えば、アリゾナ、テキサス、オクラホマ、ワイオミング、モンタナ、ユタ、カリフォルニアあたり。

とはいえ、ジョン・ウェインの映画に出て来るようなインディアンとカウボーイの「西部」は、今ではもう「Myth」(神話)だそう(笑)。

それでも幼い頃に見たテレビや映画のせいで、こんな景色を見るとついどこかからインディアンたちが躍り出て来るのではないか、どこかに狼煙が上がっているのではないか、などとドキドキ、キョロキョロしてしまいます。

素晴らしい景色でした。人っ子ひとりいるでもなく、そよ吹く風が木々を揺らすでもなく、その広大で荘厳で静寂な世界をひた走っていると、それが現実のものだとは思えなくなるような、神秘的とも言える風景でした。

とは言え、「西部劇」で馴染んだ風景だからでしょうか、自分がまるで映画もしくはディズニーランドのような虚構の世界にいるような不思議な浮揚感がありました。

運転が好きな人には本気でお勧めします。
運転をしない人にも、嫌いな人にも、ぜひ誰かに運転してもらって
どこまでも続くこの景色の中を走り抜けてください。


コロラドから「I-70」を西へと走り、目的地をユタ州の「MOAB」に設定します。
GPSはまっすぐ「I-70」を行くように指示しますが、それを無視して途中で128号線に入ってください。「I-70」のようなフリーウェイと違って、好きな所で車を止めることができます。360度視界が開けた所もあれば、時の流れが止まってしまったのではないかと思うような場所もあります。そして、上のような西部劇の世界が始まります。

さてさて今日のまとめです。

*出発地・時間: ミズーリ州 Blue Springs 午前9時
 到着地・時間: ユタ州Moab 午後7時 
 休憩: 4回

*走行距離: 440マイル(704キロ)

*通過した州: ミズーリ州、コロラド州、ユタ州

今日もまた「本日のサプライズ」を!

その1: うんざりするぐらい平坦なミズーリ州からコロラド州に入り、デンバーに近づくにつれロッキー山脈が見えてきます。アップ&ダウンを繰り返しながらも登って行くと、いつしか70マイル(112キロ)で走っていたスピードが、60になり、40になり、30になり、20(32キロ)まで下がりました。スピードレベルが下がる分、景色レベルは確実に上がって行きます。


その2: けなげに働いていたGPSが山間の道路を走っている間に、初めてこんなメッセージを発しました。「Lost Satellite Reception」(衛星受信を失いました。)
そしてしばらくの間、茫然自失となりました(笑)。


その3: フリーウェイにこんな看板が出ていました。
「トラックはこちらに下りること」
そして一番右に一つ特別車線が設けられていました。
何かと思えばトラックの検問所でした。重さチェックをするんですって。
確かにアメリカのトラック野郎というのはものすごい長さの貨物を引っ張っていきますからね(笑)。

その4: 高度2700メートルの休憩所にあるカフェで出会ったのはなんと招き猫!


さて明日は私たちの休息日。
MOAB(モアブ)のナショナルパークを歩きます。


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3日目はひたすら退屈~西へ西へとアメリカ大陸横断の旅その3

2014-09-07 13:56:03 | 旅の知恵


東のワシントンDCから
西のシアトル目指して
アメリカ大陸をマイカーで横断する旅も
3日目を終えました。

インディアナ州からミズーリへ移った昨日
1時間時計を巻き戻したばかりなのに
今日、ミズーリ州からコロラド州へ入ったとたんに
またもや1時間巻き戻すことになりました。

今日の宿はコロラド州Limonです。
お腹いっぱい食べて、土地のビールをたくさん飲んで
帰って来てゆっくりお風呂につかった今は
コロラド時間で夜の11時を過ぎたところ。

でも、さっきまでの時間帯で言えば
すでに12時を過ぎたところ。

今日はひどく疲れました。
何しろ行けども行けども大草原。
15分居眠りして覚めたところで
全く同じ景色です。

おまけに西へ西へと走っているものですから
太陽が後を追いかけてきて
ある時点で先を越されて
車の中で真正面から夕日に当たらねばなりません。

もうひとつおまけに
コロラドに入ってすぐに宿を見つけるつもりが
行っても行ってもないのです。

というわけで
昨日の長時間走行を反省して
午前中はカンザスの「トルーマン博物館」に寄ったものの
(ここでの深き思いについてはまたあらためて)
それでも午後はひた走り。
あげく次のようになりました。

*出発地・時間: 9時10分 ミズーリ州Blue Springs
 到着地・時間: 19時(コロラド時間で18時) コロラド州Limon
 休憩: 1回

*走行距離: 540マイル(869キロ)

*通過した州: ミズーリ州、カンザス州、コロラド州

今日もまた
たくさんの発見や、たくさんの思いがありましたけれど
いかんせん、疲れ過ぎ。

いずれまたゆっくり書かせていだくことにして
本日は「百聞は一見にしかず」で
写真に替えさせていただきます。

本日のサプライズ

その1: どこまでも続くだだっ広い草原の中にこんな看板が!
そう言えばカンザスはオズの魔法使いの舞台でしたが、それにしてもいったいこの地平線まで見える草原のどこにミュージアムがあるのかしら?


その2: カンザスからコロラドへ行く途中で初めて遭遇した料金所。
しばらく走って3ドルでした。


その3: 制限速度75マイル(121キロ)
     制限低速度40マイル(64キロ)!!



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オハイオからミズーリまでひたすら走って923キロ!~西へ西へとアメリカ大陸横断の旅その2

2014-09-06 09:52:53 | 旅の知恵

全くもうアメリカっていうのは大きな国で
メリーランドのBaltimoreから
ユタのCove Fortまで
10の州を結ぶ「I-70」(Interstate Highway)に
いったん乗ろうものなら延々とどこまで行っても「I-70」!

時折ちょこっと側道に降りて休憩はしても
すぐまた「I-70」に戻らないことには目的地に行けません。

しかも、同じ「I-70」でも
昨日の山を見ながらのアップダウンの道と違って
今日の「I-70」はとにかく真っ直ぐ、とにかくフラットです。

いつまで行ってもとうもろこし畑が続くものですから
退屈に加えて眠気が襲ってきてたいへんです。


けれどもここで寝てしまったら
隣りでひたすら運転をする夫に申し訳ありませんから
頑張って頑張って、また頑張って
そっと見られないようにあっちこっちをつねったり
窓の外を見るふりをして
大きなあくびをしたりしていました(笑)。

ですから、川など見えようものなら踊り出したいぐらいです。

今日はミズーリ川を越え、ミシシッピ川を越え
またミズーリ川を越えました。
と言っても、高速で走る車の窓からはこんな程度にしか見えず
トム・ソーヤーの世界を彷彿とさせる趣もありませんけれど(笑)。


さてさて今日のまとめです。

*出発地・時間: オハイオ州 Dayton 午前9時
 到着地・時間: ミズーリ州 Blue Springs 午後7時(ミズーリ時間で午後6時)
 休憩: 2回

*走行距離: 577マイル(923キロ)

*通過した州: オハイオ州、インディアナ州、イリノイ州、ミズーリ州、カンザス州

昨日に引き続き、お夕飯に出かける前に「本日のサプライズ」を!

その1: 923キロも走ったのに、スマホの歩数計は403歩!
今日はいかに車の中にいたかってことですね。 それにしてもちょっと走り過ぎ! 歩かな過ぎ!(笑)。


その2: ミズーリ州セントルイスを過ぎてしばらくしたら、晴天にわかにかきくもり大雨で前が見えなくなりました。どの車もゆっくりと走ります。それが15分もしたらまたお日様が出てきて、みんなで一斉に車を飛ばし始めました(笑)。


その3: 時速120キロで走るトラックと一緒に走る機関車トマスのようなトレーラー(笑)。


その4: ミズーリ州田舎町のマクドナルドのテラスです。マックとは思えない(笑)!


その5: 走っている途中、インディアナ州からミズーリ州に移るやいなや時間が変わりました!一時間戻って中部標準時になったのです。それに伴いスマホもiPadも一斉に表示時刻が変わりました。なんて賢いのかしら。私達の腕時計は手で巻き戻さねばならなかったのに(笑)。

さて明日も私たちの西へ西への旅は続きます。


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