行きつ戻りつまたトルコです。
ヒッタイト王国の遺跡レポは終わったかのように見えて
実はまだ終わったわけではないのです。
終わったのは、首都があったハットゥシャシュの部分だけ。
ハットゥシャシュに比べらたら小さなものですけれど
ここを忘れたらかなり片手落ちになるでしょう。
それが、「ヤズルカヤ遺跡」です。
場所は、ハットゥシャシュから北東へ約2キロ。
ヒッタイト王国の神々が一堂に会した聖地「ヤズルカヤ」とは
「彫られた岩」という意味だそうですけれど
なるほど、そこは、浮彫りが続く天然の画廊のようです。
なんと83もの神々の姿が見られると言います。
山の神も、戦いの神も、鹿の神も、太陽の神も、月の神も、水の神も、知恵の神も、嵐の神も、農業の神も、収穫の神も、運命の女神も、出産の神も、、、、、、、、、
一見ただの岩のように見えたって
よくよく見れば、ほうら、何かがうっすら見えるでしょう?
こんなにはっきりと見てとれる神様もいます。
嵐の神様の息子、とんがり帽子のサルマが、左手で王様の肩を抱いています。
圧巻はやはりこれでしょうか。
12人の神様たちの行進です。
しかも、ただの神様じゃないんですよ。
冥土の神様たちです。
みそぎの儀式の際に、呪いを避けるために黄泉の国から呼ばれます。
この神々もとんがり帽子をかぶっています。
まるで小人の行進のように可愛らしくて
メイにはそんな怖い神様方には見えませんでしたが。
モノトーンの遺跡を彩るのは
ここでもまた、こんな可憐な野の花たちです。
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