初めの写真は、紀元前2千年には独立国家を築いていたと言われる
古代リキヤの首都クサントスの遺跡に残る柱たち。
トルコの9つの世界遺産のひとつです。
リキヤ文明と言っても、世界史で習った覚えがまるでありません。
けれども、その首都クサントスは、世界で初めて共和政を取った町だそうですし、
紀元前5世紀、ギリシャのヘロドトスが書いた「歴史」や
ホメロスの「イーリアス」にも書かれていると聞けば
やはり気をひかれて、少しは勉強もしてみたくなります。
と言っても、詳細な文献が残っているわけでもなく
あまりに未知の部分が多すぎて
発掘調査は続くものの、いまだ「謎の遺跡」でもあるようです。
紀元前6世紀、ペルシャ軍に占領された後に、アレキサンダー大王の遠征があったことぐらいは知られているようですが。
ところで、この柱、ドーリア式、コリント式と並んで、古代ギリシャの建築様式のひとつ、イオニア式ですよね。私はこれを見るたびに、羊さんの角を思い出して、なんだか気持ちがなごみます。
二番目の写真は、もう少し時代が進んで、ローマ帝国時代に栄えた植民地、ペルゲの遺跡群です。ここでも「羊さんの角」に出会ってうっとりと眺めていたら、羊さんの角が突然ある物に変わって行きました。
羊歯(しだ)の芽です。
ニュージーランドのマオリ族の人たちのお守り「KORU」です!
新しい生命の始まり、再生、成長などの意味を持つと聞いて以来
いつも、大切な人たちや自分用に買ってきます。
そして、生まれ変わりたくなると、首からかけています(笑)。
ほら、これがその写真。
緑色は翡翠でできていますし、青いのはパウア貝です。
リキア文明の柱と
千年前に太平洋をカヌーで渡ってニュージーランドまでやってきた
マオリの人たちのシンボル。
羊さんの角と
成長すればこんな大きな木にもなる羊歯の新芽。
想像力っていったい、、、、、、、(笑)
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