Rain or Shine~メイおばさんの宝箱

雨が降れば虹が出る、晴れた空には光が躍る。
雨でも晴れでも歩きましょう!
世界のどこかから、あなたへ贈るメッセージ

私には夢がある

2018-01-08 15:44:09 | メイの教訓
「私には夢がある。」

さあ、この後をどう続けます?
すぐに続けるのは難しいかもしれませんが
大きく呼吸をしながら
心の中でゆっくり3回ほど唱えてみれば
案外、思ってもみなかった自分の夢が掘り起こされたりするかもしれません。
面白いものです

メイおばさん、行き詰ってしまったり
苦しかったり、悲しかったりすると
目を閉じてまっすぐ前を向き、顎を引き、心の中で呟きます。

「I have a dream!
I have a dream!
I have a dream!」

「dream」は唱えるたびに変わっていたってかまいません。

今から53年前の1965年、アメリカで「血の日曜日」と呼ばれる大きな事件が起こりました。
表向きには平等を謳いながらも、まだ人種差別がはびこっていた時代です。

白人にはごく普通に与えられる選挙権が、黒人には難題を解かねば与えられなかったり、
学校もトイレもバスもレストランも白人と黒人に分けられていました。

こうした不平等に対して、黒人の自由を獲得するために立ち上がったのがキング牧師でした。
様々な暴力で黒人たちを押さえつけようとする権力に対して、キング牧師が戦いのために選んだ武器は、
「武器を持たずに歩くだけの兵士」となることでした。

それが1965年3月の、アラバマ州セルマから州都モンゴメリーへと向かう非暴力の行進(マーチ)でした。
そしてそんな非暴力の彼らを武器でもって迎え撃った白人至上主義の人たちとの争いが、
「Bloody Sundy(血の日曜日)」と呼ばれる事件でした。

大行進の途中、キング牧師がワシントンDCのリンカーン記念館で行った演説は、
白人対黒人の葛藤などありもしない国で生まれ育った私たちをも揺さぶります。

I have a dream,,,,,,,,,
(私には夢がある)

で始まる言葉を何度も繰り返しながら、
キング牧師はいつの日か黒人も白人もない人間としての社会が来ることを祈りました。
キング牧師が弾丸に倒れてから早いもので50年がたとうとしています。
世界は良い方に変わっているのでしょうか。


(最後まで忘れられないのは、私たちの敵が放った言葉よりも 
 私たちの仲間の沈黙だ。)


さあ、メイおばさんも「私の夢」を持ち続けなきゃ。
「I have a dream,,,,,,,」と呟きながら、前を向いて歩いて行かなきゃ。
正しいと思うことはきちんと声に出して言わなければ。

ところでこちら、笑えます。
アメリカのこうしたユーモア、とても好き。


キング牧師も、ケネディー大統領も
ジョージ・ワシントンも、リンカーンも
アームストロング船長も、、、、、、

つまりアメリカが誇るべき英雄たちに取り囲まれて

「あんたは違うけどね」

と言われている御仁がひとりいます(笑)。


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