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近現代仏教入門

2021年12月17日 | ZOOM

きょうの先生の特色は講義中に「東京大学、東大仏青、駒場」という3点セットの用語が頻繁に語られることで、なんだかなあとは思っています。

内容はさいわい日本語がすべてなのでその点わかりやすい。

しかしいくらわかるからと言っても、ではなにか質問は?と名指しで問われるとおそらくどぎまぎして何も言えないでしょう。

それなのに質問タイムを設けて、進行担当の職員からミュートを解除させるというので大変緊張が走りました。

そうなるとおちおち聞いていられない。

でもうれしいことに、担当者様はその時間になったら無言でチャットというか画面のど真ん中に「ミュート解除を希望しますか、ミュートのままにしますか」というような選択画面を出してくれたのだ。

もう、神技!

おかげで「ミュートのままで」をタッチして最後まで安心して授業を受けることができました。

他の授業でもそうしてくれるといいんだけど。

 

『デカルトはそんなこといってない』

翻訳ものの本ですが、これまたじつに文章がわかりにくい。

たったひとつ少し興味を持てたのは、うしろのほうにある「森の中で迷ったとき」のことについて書かれているところ。

方策が見つからなかったら、そこで立ち止まらずにひたすら一直線に歩いていけば必ず森を抜けることができる、というような意味です。

おそらく悩んでいるときにはあれこれ迷走しないで最初に思ったことを実行していけばなんとかなる、というようなことでしょう。

しかし、そういう抽象的なことでなく、本当に森で迷ったとしたら、やたら勝手に動き回って体力を消耗するより、救助を待っほうがいいんじゃないの?

森の中をただ一直線に進めば谷や河にぶつかって進めないでしょ。

森でなくゴビ砂漠の入り口だったらどうするの。

引き返せば命が助かるのに、進めば砂漠の反対側へ出るまでに干上がってしまう。

などと妄想してしまうので、やはり哲学は好きではありません。

 

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