さつき盆栽日記

さつき盆栽好きが手入れの合間に古刹名刹を巡ります。

日光 二荒山神社 本社

2018年07月22日 | 盆栽日記

   

中禅寺湖の湖畔に鎮座する「中宮祠神社」に続いて

日光東照宮の西奥、日光社寺の一番奥に鎮座して

いる「二荒山神社 本社」に詣でて来ました! 

 「日光 二荒山神社 本社」

「神門前の鳥居」

 栃木県日光市にあって下野国の一之宮は奈良時代の西暦767年に

勝道上人によって開かれ1999年12月には世界遺産に登録された

現在の社殿は1619年、徳川二代将軍、秀忠により造営

されたもので日光山内で最古の建物になっています

 「神門」

 「本社 拝殿」

日光東照宮には三度目の参拝ですが過去、二回は二荒山神社の

存在を知らずにいました  坂東三十三観音霊場を巡ることで

18番札所「中禅寺」の神仏習合神社、中宮祠を知り得たことに

よって今回は二荒山神社も巡拝出来て良かったと思っています

 神門の横にそびえ立つ「夫婦杉」〔左〕と「親子杉」〔右〕

         

二荒山神社はご祭神に父親の大己貴命(おおなむちのみこと)

母親の田心姫命(たごりひめのみこと)、子供の味耜高彦根命

(あじすきたかひこねのみこと)と云う親子の神様をお祀りし

ています  そしてそれぞれのご神体は(父)男体山、古名の

二荒山 、(母)如峯山(子)太郎山からなる親子の山と考え

られて日光三山と呼ばれています

 「楼門」

「楼門から東照宮へ続く参道」

            

この参道を歩きながら・・・・・・

「親子とは」を考えずには居られずに過去を振り返り、

将来の姿を思い起こす貴重な時間を過ごしました!!

    

 

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日光 二荒山神社 中宮祠

2018年07月20日 | 巡拝日記

   

坂東十八番札所の「中禅寺」と神仏習合していた古社で

男体山の山麓に鎮座する神社に立ち寄りして来ました!

中禅寺湖の北岸へと車を進めて男体山の登山口に

鎮座する古社へと向かいました

男体山を見上げながら朱色の大きな鳥居を潜ります

「日光 二荒山神社 中宮祠」

〔にっこう ふたらじんじゃ ちゅうぐうし〕

二荒山は男体山のことで二荒〔フタラ〕と読み、音読で

ニコウ〕と読み、これに日光の文字を当てはめたと伝わ

っています  男体山の頂上に鎮座する「奥宮」と日光

市内の「本社」との中間に位置することから「中宮祠」

と呼ばれ二荒山神社は三社となっています

中宮祠神社の創建は中禅寺を開いた勝道上人が

西暦784年に開いたと伝わっています

二荒山神社 中宮祠は背後に霊峰、男体山がそびえ立ち

開運と縁結びにご利益のある人気のパワースポットです

霊峰、男体山のパワーが降りそそぐ中宮祠神社は他に

商売繁盛、子授かり、安産子育てなどなど運気上昇の

ご利益が凄いと云い伝えられています

「中宮祠 拝殿」

拝殿の奥に男体山への登山口があり近くには

樹齢1000年を超えるイチイの木がそびえ立ち

境内には霊気が満ち溢れているようでした

        

坂東三十三観音霊場巡りを続ける中で札所近くにある

由緒ある古社、仏閣、名勝にも立ち寄りしながらの旅

実に楽しく、見聞が広がります この先、こうした巡拝

を続けて行こうと思っています

  

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坂東三十三霊場 18番札所

2018年07月19日 | 巡拝日記

   

目指す十八番札所は奥日光の中禅寺湖畔にありました!

朱塗りにされた華麗な山門の前に立つと岐阜から500Km

ほどを黙々と走り抜き無事到着した安堵感に浸りました!

坂東十八番札所 「日光山 中禅寺」

〔にっこうさん ちゅうぜんじ〕

中禅寺の創建は西暦784年、勝道上人が中禅寺湖を舟で

巡っていると湖上に千手観音が現われたそうです

勝道上人は立木のままの桂の巨木にその観音様のお姿を刻み

観音堂に祀ったのが始まりとされています

千手観音像を祀る「観音堂」の外観

高さ6m余りの桂の巨木に刻まれた千手観音は観音堂に植わった

ままの立木であることから「立木観音」と呼ばれています

五大明王を祀る「五大堂」

五大堂から望む「中禅寺湖」

坂東三十三札所の中で最も美しい殿堂とされる五大堂の

内部は大雲龍の瑞龍を描いた天井画や日光で咲く

草花の絵が描かれていて見応えがありました!

この日の奥日光の気温は何と22度と涼しくて中禅寺湖からの

湖風も心地良くて霊峰、男体山を仰ぎ見ながらの札所巡りは

とても快適で長時間運転の疲れが吹き飛びました!

      

 

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坂東三十三霊場 17番札所

2018年07月17日 | 巡拝日記

    

栃木県栃木市の山中に佇む古刹で徳川将軍家から

庇護されたと云う札所に巡拝して来ました!

 坂東十七番札所 「出流山 満願寺」

〔いずるさん まんがんじ〕

セメント会社の鉱山が立ち並び荒々しく削り取られた

山肌を見ながら狭い山道を登り下って行くと

大きくて立派な山門が 出迎えてくれました!

満願寺の境内は標高360mとかでこの時期に

アジサイが綺麗に咲いていました! 

 満願寺の創建は西暦765年、勝道上人によって開かれ

子授かり、安産のご利益で多くの参詣者が訪れています

 西暦1764年に再建された本堂

 1200年前から続く山伏の修行の地で霊地とされる満願寺

 静まり返った境内は霊地とされるだけに清々しく

凛とした空気に包まれていて自然と背筋が伸びて

スッキリと気持ち良く参拝することができました

   

 

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坂東三十三霊場 16番札所

2018年07月14日 | 盆栽日記

    

水沢うどん発祥の地、群馬県伊香保町の札所に

巡拝して来ました!

坂東十六番札所 「五徳山 水澤寺」 

〔ごとくさん みずさわでら〕

 参道は水沢うどんの店が立ち並んでいました!

 

「水澤寺 本堂」 

水澤寺は「水沢観音」の名でも広く親しまれる天台宗の古刹で

平安時代に推古天皇の勅願によって開基されたと伝わっています

 華麗な彫刻や天井絵が施された本堂

「一隅を照らす 此れ則ち 国宝なり」と説いた

天台宗開祖の最澄上人の教えを大きな扁額で掲げていました

 「六角堂」

六地蔵尊を祀り地蔵尊信仰を代表する建物です 

拝観時間の間際に訪れたために慌しく参拝したことが

ちょっと心残りに思っています

 十六番札所は参拝者に親切で心地良い札所の印象があり

時間に余裕をもって仏像、堂宇など拝観したかったです

  

 

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