播磨の法隆寺と呼ばれる聖徳太子ゆかりの古刹・鶴林寺は
豊臣秀吉の軍師・黒田官兵衛とも深いつながりのあるお寺でした!
正面七間、奥行き六間の国宝本堂は七つの柱間に桟唐戸が付き
白い幕には「鶴」の紋が描かれています
鶴林寺は黒田官兵衛の妻(光 てる)のゆかりの地でもあり
官兵衛直筆の書状などが残っていて深いつながりのある
お寺であることを訪れて初めて知りました!
聖徳太子を祀る国宝「太子堂」
1112年に建てられた太子堂は屋根に宝珠をいただいた檜皮葺きの
優美な姿で釈迦如来、文殊菩薩、普賢菩薩などを祀っています
観音堂と護摩堂
観音堂の内部
観音堂の現在の本尊、聖観世音菩薩立像は普段、秘仏だそうで参拝した
この時は御開帳、公開されていて有り難く拝観することが出来ました
1407年に建立された袴腰の鐘楼
観音堂の横には弁財天を祀る池と社がありました!
本堂前の「菩提樹」
" いにしえの 鶴の林に 散る花の
匂いを寄する 高砂の風 "
鶴林寺を謡った短歌が心に残りました!
聖徳太子ゆかりの古刹・鶴林寺の創建は遥か飛鳥時代に
なりますが優れた仏教建築の建物や仏像、壁画などが集中して
今に残る鶴林寺は見どころ満載でした!