聖徳太子ゆかりの古刹で播磨の法隆寺と
呼ばれている「鶴林寺」に行って来ました!
「刀田山 鶴林寺」(とたさん かくりんじ)
鶴林寺は西暦589年に聖徳太子が16才の折に
秦河勝(はたのかわ かつ)に命じて仏教を広めるための
道場として建てられたのが始まりとされています
鶴林寺「仁王門」
14世紀の後半に建てられた二階建て楼閣造りで
上層を低く下層を高く造って均衡をとっているそうです
仁王門で睨みを効かせている金剛力士像
高さ18mの三重塔
室町時代に建てられた塔は1980年に解体修理されています
国宝の「本堂」
入母屋造り本瓦葺きで正面約17m、奥行き約15mの本堂は1397年に
建てられた中世仏堂であり、建築様式は和様に大仏様、禅宗様を
取り入れた折衷様式を代表する傑作建物となっているそうです
本尊は秘仏で薬師如来像、脇侍に日光、月光菩薩像、
多聞天像、持国天像の五尊を祀っています
本堂の内陣は4段からなる屋根を持った仏殿形の厨子に本尊らが
安置されていますが、いずれも秘仏により観られず厨子の前に
立ち並んでいる十二神将が暗闇の中、微かに見えただけで
ちょっと残念な拝観でした!