故人を慰め極楽浄土に導く風習が
今も残る朝田寺に素晴らしい庭園がありました!
朝田寺の三門
いつでも自由に鐘を撞くことの出来る鐘楼の横には
大きな大きな「楠の木」がそびえ立っていました!
広い境内の一角に「萬祥苑」と云う手入れの行き届いた
安らぎの庭がありました!
苑内は紫陽花にサツキ、つつじ、満天星などの草花がいっぱい
植えてあってその中でも「牡丹」は30種・700株もあって
4月下旬には苑内で咲き競うそうです!
また、六月には60種・500株もの「紫陽花」が咲き誇るそうで
来春のその折には再訪してみたいと思いました!
苑には池泉回遊式の池もあって錦鯉が悠然と泳いでいました!
故人を偲んでお詣りに訪れる人々のことを気遣い
安らぎの場を整え続けている
ご住職の優しいお気持ちが伝わる素晴らしい苑です
山門の前には比叡山延暦寺を開いた天台宗の開祖・伝教大師最澄の
教えが示してありました。 この教えは延暦寺や天台宗の各お寺に
於いてよく目にする教えですが、その教えの続きとして
「己を忘れて 他を利するは 慈悲の極みなり」 と書かれた
教えにこころ動かされた参拝になりました