三千院から少し奥まった処に在る僧房を訪ねました!
夏の陽射しを受けた青モミジと律川に架かる朱塗りの橋との
コントラストが風情満点でした!
「魚山 実光院」 (ぎょざん じっこういん)
西暦1013年、寂源(じゃくげん)上人によって開基された
大原僧房の一つで地蔵菩薩坐像を本尊に脇侍には不動明王像、
毘沙門天像を安置しています
「実光院の玄関」
僧房とは僧侶が居住する住まいの事で、堅苦しい雰囲気は無く
アットホームな感じがして居心地の良い処でした !
客殿から眺めるこじんまりとした美しい庭園
律川の流れを庭園に取り入れた庭には四季折々に
花を咲かせる山野草が植えられています !
江戸時代の後期に作庭された池泉鑑賞式の庭園「契心園」
庭には福寿草、カタクリ、カリ草、石楠花、紫陽花、睡蓮、
半夏生、ツワブキなど数多く植えられています
実光院は声明を研鑽する僧侶が集まる場であり、琵琶や鐘など
楽器も展示してありました!
客殿に座して美しい庭と借景の山々を眺めていると
心地よい風が吹き抜けて
心穏やかな至福のひと時に浸ってこれました!