のどかな散策路「大原野」は古刹、名刹がいっぱいにあって
四季折々に何度も訪ねてみたい処となりました!!
法寿山 正法寺 (ほうじゅざん しょうぼうじ)
正法寺は西暦754年、唐から日本に鑑真和上と共に渡来した高弟の智威大徳が
修行した地であり、その後782~806年の間、最澄が伽藍を建立し創建された。
810~824年には弘法大師空海も入寺したと伝わり、江戸時代には五代将軍の
徳川綱吉の生母、桂昌院の帰依を受け、代々徳川家の祈願所となった名刹です。
のどかな散策路は美しい秋が満載でした!
参道からの景観も素晴らしい!
正法寺の山門
「大原野」は京の西山と竹林が連なる向日丘陵に囲まれて平安時代には遊猟地として
皇族や公卿たちが狩猟にしばしば訪れた処だったそうです。
そんな折に皇族たちはこの唐門を通って正法寺で休息を取ったことでしょう!
正法寺 本堂 一般参拝者も予約なしで本堂内陣に上がって説明のアナンスを聞きながら
ゆっくりと間近でお詣りができる開放的な雰囲気が大好きになりました!
本堂前庭の石庭
書院の間に描かれた襖絵
千古変わらぬ風情を描いた大原野の新緑の西山連峰の襖絵もすぐ近くで見られます!
書院には掛軸に見立ててくり抜いた窓から外庭が絵のように見えました!
さつきに松、梅に桜、千両万両そして椿などなど・・・・
四季折々に咲く花や樹木がきれいに整えられたお庭は素晴らしい!
春日不動明王
多宝塔
白砂に浮かぶ鳥獣の石庭
象、獅子、カエル、うさぎ、亀など動物の形に見立てた石を約200トンも集めて鳥獣の庭
とした石庭は京都東山の山並みを借景にした素晴らしい庭園です。
お庫裡さんの柔らかな接待でお抹茶をいただきながら石庭を眺める
静かなひと時は本当に心癒やされました!!