火山噴火によって滅亡した古代都市の
「ポンペイ」の遺跡にやって来ました!
イタリヤに行くならポンペイ遺跡の世界遺産を観てみたいと
前々から思っていた願いが叶いました!
遺跡への入口ゲート
入場する前に・・・・・
いきなりショッキングな写真に驚き、言葉と息が詰まりました!
ポンペイ遺跡で時を止めたままに横たわる子供と思われる
犠牲者から型を取って復元した石膏像
イタリヤのナポリ近郊にあった古代都市「ポンペイ」は1937年前の
紀元79年8月24日(日本の弥生時代)ヴェスヴィオ山の大噴火によって
噴火から僅か19時間で滅亡した。火砕流と火山の噴出物によって街は
一気に地中深く埋もれ、命を落とした人々はそのままの姿で封じ込ま
れて10,000人以上が犠牲になった。 噴火からおよそ1700年後の
1748年から本格的な発掘が始まり、犠牲者の肉体が朽ちた後の空洞に
石膏を流し込む手法で石膏像にして展示がされ、大災害の悲惨さを
今に伝えています
発掘された野外闘技場
遺跡内の道路は車道と歩道の区別があり、飛び石状になった
横断歩道も造られています
噴火により一瞬にして5~6mの深さに街全体を飲み込んだ火砕流は
当時の人々の生活をそのままの状態で保存したと云わています
およそ2000年もの昔に鉛で出来た水道管で水を通していたと
聞かされ当時の文化の高さに驚きました!
フォロー(公共の広場)
屋根が残った建物の内部は彫り物や壁画のようなものが
鮮明に残っていました!
ファウノの家
アレキサンダー大王の遠征のモザイク
ナポリの国立考古学博物館に展示されていたモザイクは
ここから発掘されたものです
都市国家のレベルまでに発展したポンペイはローマへ物資を輸送する
中継点の港湾都市として繁栄していたと云われています
この大きくて文化度の高い都市が火山の爆発で一瞬の内に多くの
人々の命を奪い、街全体を埋没させた自然の力の恐ろしさを
まじまじと感じさせる遺跡見学でした!
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