さつき盆栽日記

さつき盆栽好きが手入れの合間に古刹名刹を巡ります。

イタリヤ紀行・ポンペイ遺跡

2015年12月05日 | 旅行

       火山噴火によって滅亡した古代都市の

「ポンペイ」の遺跡にやって来ました!

 イタリヤに行くならポンペイ遺跡の世界遺産を観てみたいと

前々から思っていた願いが叶いました!

遺跡への入口ゲート 

入場する前に・・・・・

いきなりショッキングな写真に驚き、言葉と息が詰まりました!

     

 

ポンペイ遺跡で時を止めたままに横たわる子供と思われる

犠牲者から型を取って復元した石膏像

         

イタリヤのナポリ近郊にあった古代都市「ポンペイ」は1937年前の

紀元79年8月24日(日本の弥生時代)ヴェスヴィオ山の大噴火によって

噴火から僅か19時間で滅亡した。火砕流と火山の噴出物によって街は

一気に地中深く埋もれ、命を落とした人々はそのままの姿で封じ込ま

れて10,000人以上が犠牲になった。  噴火からおよそ1700年後の

1748年から本格的な発掘が始まり、犠牲者の肉体が朽ちた後の空洞に

石膏を流し込む手法で石膏像にして展示がされ、大災害の悲惨さを

今に伝えています

         

 発掘された野外闘技場

 遺跡内の道路は車道と歩道の区別があり、飛び石状になった

横断歩道も造られています

 噴火により一瞬にして5~6mの深さに街全体を飲み込んだ火砕流は

当時の人々の生活をそのままの状態で保存したと云わています

 およそ2000年もの昔に鉛で出来た水道管で水を通していたと

聞かされ当時の文化の高さに驚きました!

 フォロー(公共の広場)

 

 

 屋根が残った建物の内部は彫り物や壁画のようなものが

鮮明に残っていました!

 

 ファウノの家

 アレキサンダー大王の遠征のモザイク

ナポリの国立考古学博物館に展示されていたモザイクは

ここから発掘されたものです 

 都市国家のレベルまでに発展したポンペイはローマへ物資を輸送する

中継点の港湾都市として繁栄していたと云われています

この大きくて文化度の高い都市が火山の爆発で一瞬の内に多くの

人々の命を奪い、街全体を埋没させた自然の力の恐ろしさを

 まじまじと感じさせる遺跡見学でした!

      

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« おとぎの国・アルベロベッロ | トップ | イタリヤ紀行・ローマ観光 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

旅行」カテゴリの最新記事