温泉保養地のパムッカレから更に内陸へと
進んでコンヤという街に向かいました!
パムッカレを離れる時、かつてはトルコ観光の
目玉でもあった熱気球に出会いました
日本の約二倍の広さの国土を持つトルコは
広々として解放感豊かな感じがしました
延々と続く小麦畑・・・
バスが30~40分走っても同じ景色が続きました
「コンヤという街」
トルコ内陸の主要都市で人口規模でトルコ第6の都市です
高層ビルが立ち並び、街の中を電車も走り、若い人が多い
活気ある街にみえました
イスラム教徒独特の女性の服装姿が目立つようになりました
「メヴラーナ博物館」
イスラム教神秘主義のメヴラーナ教団の総本山で始祖の
メヴラーナの霊廟でもあり、熱心な教徒たちが思い思いに
真剣な祈りを捧げている姿がみられました
家族でお墓参りに来ている中で若い息子が年老いた両親を
連れて霊廟を案内する姿もありました この光景を見て
日本の長野善光寺、高野山奥之院、比叡山延暦寺のような
聖地にお参りに来ているかの思いがしました
館内は13世紀の装飾を基調に美しい天井や壁に目が奪われます
外観ではトルコ石で出来た青い屋根が印象に残りました
メヴラーナは宗教を問わず人間として仲良くすべきと説き、人助けや
奉仕の心は惜しまずにと説いたことで広く国民から尊敬されている
指導者と聞き多くの人々が訪れる理由が解ったような気がしました
そしてバスで同じ景色の中をまたまた走り続けました
「インジェミナーレ博物館」
1267年に出来たイスラム教の神学校の建物で現在は彫刻の
博物館になっています インジェ(細い)+ミナーレ(塔)と
名前が付けられたそうです でもその細い塔は落雷で焼け
落ちて今は観ることが出来ませんでした
人助けや奉仕の心は惜しむことなく、流れる川のように・・・
情け深さと優しさは、太陽のように・・・
他人の落ち度や秘密には、夜のように・・・
苛立ちや怒りには、死人のように・・・
慎み深さには、大地のように・・・
寛大な心は、海のように・・・・
メヴラーナの霊廟を巡って教えられた気持ちの持ち方の数々は
日本の仏教の教えに通じるものがあり、なるほどと納得しつつ
バスに乗り込み次の観光地へと向かいました
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