さつき盆栽日記

さつき盆栽好きが手入れの合間に古刹名刹を巡ります。

古~い遺跡がありました!

2018年04月08日 | 旅行

   

トルコ周遊の旅はこの大型バスで走り回りました!

観光地での待ち時間ではドライバーがいつも洗車して

綺麗な状態を保ってくれていました!

一日に600~700kmも走行するのでドライバーは二人で

乗務し休憩時間はいつも仲良くチャイを飲んでいました!

一列が三人シートのゆったりとしたVIPバスは座席ごとにモニター

が付いていて道路地図とか映画などが見られて退屈しません!

しかも30人満席のところガイドに添乗員含めて11人での旅は

空き空きのゆったり感が満喫出来て、超・快適でした!

バスはカッパドキアからボアズカレへと進んで行き、ツアーで

お馴染みの専門店や土産物店にも立ち寄って行きました

陶器の店では絵付けの実演が見られました!

店内は有名作家の高額な作品が並んでいました

他に絨毯やトルコ石に革製品のお店にも立ち寄りしました!

 

         

トルコ中部のボアズカレという街の近郊に聖所跡のヤズルカヤと

都城跡のハットウシャという古代ヒッタイト帝国の古い古~い

遺跡を巡って来ました!

ヒッタイト帝国の聖所「ヤズルカヤ遺跡」

古代ヒッタイト帝国は初めて鉄器文明を興したと云われており

エジプトと覇権を競った強大な国であったと伝わっています 

 「神々のレリーフ」

とんがり帽子を被った12神像は鮮明な浮彫で神々が並んで

行進しているかのように見えます このレリーフがなんと

3000年以上も昔に彫られたとはかなり驚きでした!

 人類最古の帝国と云われるヒッタイト遺跡はエジプトのような

乾いた砂漠地帯ではなく、高度1000m以上の山岳地帯で風雨に

晒されて風化がかなり進んでいます   このヒッタイトの遺跡を

見る前まではいくつかの文明は大河の畔で生まれたという常識が

くつがえされた思いがした遺跡です

 都城跡の「ハットウシャ遺跡」

 「大神殿跡」

「ライオン門」 

 「礎石だけが残っている遺跡」

こうした大きさの礎石跡が右にも左にも広がっていてこの上に

建物が立っていたかと思うとヒッタイト帝国の凄さが解ります

紀元前18世紀にこうした文明が既に存在していたことを知ると

その頃の日本では縄文時代後期にあたり、鉄器とか石造りの建物

とかにはほど遠く、文明の進み具合の違いに愕然としました!

そんな凄~い 世界遺産の中を羊飼いの一行が

草を食みながら、のんびりと歩んで行きました

            

こうして世界遺産の敷地内で羊が草を食む現在の日常の光景と

気が遠くなるほど昔の紀元前18世紀に栄え滅んだ人類最古と

云われるヒッタイト帝国の姿を想像するとそのギャップに

驚きと凄さを感じ得た遺跡めぐりでした

       

 

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