智積院には見事な造営の池泉廻遊式庭園があります!
名勝庭園の入口
名勝庭園は智積院の大書院に面して桃山時代の作庭と云われ
「利休好み」とも伝えられる国の名勝に指定されています
趣きのある門を潜り講堂、大書院へと進みます
「講堂」
入母屋造り、本瓦葺きの単層で周囲に回縁を巡らした総檜造りの建物は
1995年に完成し、修行僧の研修道場として使われています
智積院は「学山智山」と呼ばれて密教研究の中心となる寺院で
全国から俊英が集まり研鑽を積む場になっています
この庭園は智積院第七世の運敞が手を加えて完成させ、中国廬山の
景色を写したと云われ、座って鑑賞する形式のお庭です
たまたま拝観した日は池の水を抜いて修復工事が行われていて
珍しい光景に出会うことになりました!
この名勝庭園は「サツキ」の植え込みが目立ちます
五月から六月の開花時期にもう一度、再訪してみたい庭園です
講堂と大書院の間には枯山水の庭もありました!
四季折々に開花する樹木で作られた庭の冬枯れ景色は
見事で~す!
講堂の回縁をぐるっと巡るといろんな庭に出会えます!
早朝に人気のない静かな名勝庭園をじっくりと観て廻れた
今年最初の古都巡りは最高でした!