さつき盆栽日記

さつき盆栽好きが手入れの合間に古刹名刹を巡ります。

国宝・三十三間堂

2016年02月11日 | 巡拝日記

      1001体もの千手観音像が整然と

                  立ち並ぶ国宝の三十三間堂を訪ねて来ました!

 三十三間堂の正式名称は「蓮華王院」(れんげおういん)と云い

1164年に後白河法皇の勅命により平清盛が造営したと伝わっています

平清盛が造営した建物は後に焼失してしまうが直ぐに復興し

1266年には再建されて以後,今日まで750年間も護持されています 

 日本一長い木造建築の本堂は「和様入母屋本瓦葺き」で南北に118mもあり

お堂正面の柱間が33あることから「三十三間堂」と呼ばれています

 堂内には風神・雷神に観音二十八部衆と中央には丈六の千手観音坐像の

国宝仏像と1000体の千手観音立像が立ち並んでいます

 

                 (堂内撮影禁止により冊子引用)

堂内の両端に祀られた躍動感ある風神と雷神像

 堂内中央に祀られた坐像は像高334.8cm・寄木造りで

1254年に湛慶の作とされる国宝の千手観音坐像は

圧倒的な存在感がありました!

 堂内約110mに亘って左右に500体ずつ1000体もの等身の

千手観音立像が10列構成で立ち並ぶ姿は壮観です

1000体の内、124体は1164年の創建当初の像で「長寛仏」

と呼ばれていて、残りの876体は火災焼失後の鎌倉時代に

再興された仏像群と説明がありました

 「東大門」

 「鐘楼」

 「池泉庭園」

 鎌倉時代の造園法をもとに作られた庭園には

ツツジやサツキの植え込みがされていました!

 その庭園に「ボケ」の紅い花が咲いていました!

 「三十三間堂」の外観

 

 「通し矢」の説明

 年明け一月の日曜日に行われる「通し矢」の射場

 京都の風物詩にもなっている「通し矢」は長さ60mの距離に

直径1mの的を射る競技で今も昔も弓道家の憧れの「的」に

なっていますが、時々は大きく外れることもあるようです!

   

 

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