「東福寺」の広大な寺領の中には京都を代表する
紅葉の名所や750年も深夜に鳴り続く鐘があるそうです!
駐車場から境内に向かう途中「通天橋道」の案内碑
「臥雲橋」
東福寺の境内には三ノ橋川が流れ、その渓谷に北谷、中谷、南谷の
三つの谷があり、そこに架かる三つの歩廊橋を上流から
偃月橋・通天橋・臥雲橋が架かり「東福寺三名橋」と呼んでいます
通天橋に続く「回廊」
「通天橋」
方丈と開山堂を結んで架かる通天橋の周りには開山した
聖一国師が宗から伝えた三つ葉楓が植えられています
葉先が三つに分かれる三つ葉楓は通称「通天モミジ」と
呼ばれ紅葉すると雅かな美しさと云われています
紅葉シーズンには橋の上は観光客で溢れていますが、冬枯れの
この時期は人影も疎らでゆっくりと景観を楽しめます!
開山堂の「楼門」
開山堂は開山に関わった聖一国師を祀る塔院です
開山堂は屋上に閣を有する珍しい造りになっています
開山堂は「常楽庵」とも呼ばれています
庭は江戸中期に作庭された名園です
常楽庵の鐘楼は毎夜、23:45頃から18回の鐘が鳴ります
750年も続く深夜の送り鐘は開山・聖一国師が同じ京都の建仁寺の
住持も務めていて東福寺でのお勤めが済めば建仁寺に移動するため
「送り鐘」でお送りし、建仁寺では「迎え鐘」でお迎えする習慣が
今も続いているとのことです
この庭の白砂の模様の意味はなんでしょう?
「普門院」
通天橋の脇には皇族方がお手植えされた枝垂れモミジの木があって
紅葉の時期には彩りを高めているようです!