さつき盆栽日記

さつき盆栽好きが手入れの合間に古刹名刹を巡ります。

「智積院」の名勝庭園

2016年02月02日 | 名所史跡

  智積院には見事な造営の池泉廻遊式庭園があります!

 名勝庭園の入口

名勝庭園は智積院の大書院に面して桃山時代の作庭と云われ

「利休好み」とも伝えられる国の名勝に指定されています 

 趣きのある門を潜り講堂、大書院へと進みます

 「講堂」

入母屋造り、本瓦葺きの単層で周囲に回縁を巡らした総檜造りの建物は

1995年に完成し、修行僧の研修道場として使われています

 智積院は「学山智山」と呼ばれて密教研究の中心となる寺院で

全国から俊英が集まり研鑽を積む場になっています

            

 名勝庭園の由来 

 

 

 この庭園は智積院第七世の運敞が手を加えて完成させ、中国廬山の

景色を写したと云われ、座って鑑賞する形式のお庭です

たまたま拝観した日は池の水を抜いて修復工事が行われていて

珍しい光景に出会うことになりました! 

 この名勝庭園は「サツキ」の植え込みが目立ちます

五月から六月の開花時期にもう一度、再訪してみたい庭園です

 講堂と大書院の間には枯山水の庭もありました!

 四季折々に開花する樹木で作られた庭の冬枯れ景色は

見事で~す!

 講堂の回縁をぐるっと巡るといろんな庭に出会えます!

早朝に人気のない静かな名勝庭園をじっくりと観て廻れた

今年最初の古都巡りは最高でした! 

    

 

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