私は中学生の頃にいじめにあいました。なかなか書くのは憚られるようなものもありました。当時の担任の先生が私を救ってくださいました。
こう書くとものすごく軽く見えますが、当人にとっては一大事です。それでも自分を見てくれる人がいてくれるということは、とても大きな支えになるものです。
私は、そういうことを平気でできる人たちと同じ高校に行くことがとても嫌だと思うようになりました。だからきちんと勉強しました。その結果今があります。
そろばんの先生になってから、当時の担任の先生と再会できました。校長先生になっていた私の恩師は、私が教える仕事についていることをとても喜んでくださいました。
今、私はあのときに受けたありがたみを一人でも多くの教え子に返したい。それだけを胸に頑張っています。
だから、なるべく教室は開けておきたい。なるべく電話やLINEはつながるようにしておきたい。何かあればいつでもお話をすることができる存在でありたい。
そう思っています。今まで何人か夜中に連絡してきてくれました。それで少しでもいいことがあれば、僅かでも力になることができれば。そう思っています。
しんどかったらいつでもそろばんにおいで。