お金もめちゃくちゃ大切です。今この時点でかかる費用というもの。これを少しでも節約したいという気持ちは分かります。なんなら私もコストカットはしたいんです。
しかしながら、これが子どもたちの指導にかかわる費用となると、途端に削ることを躊躇します。
たとえば、そろばん教材は基本的に自作なんですが、これに使用する「紙」。これは上質なものになればなるほどお高くなります。逆に言えば、かなり質をさげれば現状の半額強までに抑えることができます。
ところが、この「紙の質」をさげると、「裏うつり」はするわ「書き心地」は悪くなるわ「紙粉(紙を裁断する時に出る紙の粉)を」は多いわと、なんにも良いことがありません。まさに「安物買いの銭失い」ということになってしまいます。
手指の消毒薬も、安くすれば肌荒れが気になります。手洗い後に使うペーパータオルも安くすればゴワゴワで、子どもたちの小さな手にはよくありません。
というわけで、子どもたちが使うものに関しては、値上げされても(同等品がお安く手に入れば変更することはありますが)基本的に値上げを受け入れることになります。
ある程度は他のことでコストカットして持ちこたえるのですが、さすがにここまで様々なものが値上がりすれば無理になってしまいます。
元々そろばん教室の看板を掲げながら、漢字の読み書きから算数式の計算。おまけの暗誦課題やパソコンを用いた指導までをオールインワンにしてしまっているので、かかるコストもそれなりにあるのです。
お月謝が「そろばんだけ」や「1つのことだけ」を指導されておられる習い事のお教室と比較すると高いことは事実です。
が、これだけの中身をこのお値段で提供しているお教室はそれほどないと思います。さらに中学の塾も(そろばんの生徒限定なので)五教科全部指導する教室としては破格のお値段だと思います。
単価は決して激安ではないけれど、コスパは割といい。というのが私の教室の特徴かなと思います。