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茨城M4.4と群馬M4.5でなぜ地震の震度がちがうのか。箱根の山もあやしいし。

2015-05-04 06:14:28 | コラム

5/3 15:53 茨城県南部(N36.1 E139.9) M4.4 深さ50km 最大震度3 常総市

5/3 23:20 群馬県南部(N36.1 E138.7) M4.5 深さ140km 最大震度2 栃木市厚木市 

地下の構造がちがう、というのはあるだろうが、

単純に地震の規模M(マグニチュード)は、ほぼ同じだが、

震源地の深さがちがう、ということ。

揺れとMとの関係は、Mが震源地での地震の規模だから、

それが、球形に揺れの波動が広がって、各地に地震波が伝わる。

 

ちょうど、電球でいえば、60wの電球でも、電球からの距離が遠いと、

あかるさが、暗くなるのと同じだ。

最近LED電球になったら、10wぐらいで、以前の60wぐらいの明るさなもんだから、

wで表現するとおかしくなって、光源の強さルーメンlmであらわしている。

 

明るさは、光源からの距離rの球面上の面積に反比例するから、

S=4×3.14×r×r ということで、光源からの距離の2乗に反比例。

距離が2倍になれば、あかるさは1/4ということかあ。

茨城と群馬では、震源からの距離(深さ)が3倍ちがうから、揺れは 1/9ということになる。

 

太平洋プレートは、茨城ぐらいまでは、地下50kmぐらいだが、

そこから急激に深く潜って、群馬では140kmかあ。

緯度経度から、距離を考えると、たまたま緯度がおなじだから、

地球の円周4万km×1.2度/360度=133km・・・茨城南部と群馬南部の距離(震央間)

これで、地下へ140m-50km=90kmもぐっているんだから、

degrees(atan(90/133))=36°傾斜角で地下へ沈降かあ。

 

こう考えてくると、たとえ東京千葉で大震災が発生しても、

群馬あたりではどんどん深くなって、大災害にはならない、ということかあ。

 

ネパールの大地震で、たくさんの人が亡くなったが、

東京で同じ直下型がくれば、その何倍も犠牲がでるだろう。

長周期の地震波には、高層ビルが弱い、と。

ギターの弦のように、長いほど、発する音の波長がながい。

同じく、地震のときビルが高いほど、地震波の波長が長いと、共鳴して

ゆれが大きくなると。

大体、大地震ほど、地震波が長いようだから。

 

昨日の、マグロやイルカの話じゃないが、

1.予知が一番

2.噴火・地震に備えたマスクや食料の備蓄

3.船や空からの人と物資輸送の訓練、電話以外の通信手段の確保と訓練

4.首都機能の維持、その訓練

が急務のような気がする。

地震の予知は、まだまだ、って言ってる場合じゃないよな。

よち、よちかあ。

 

箱根で噴火しただけで、東海道新幹線、東名高速、電気・ガス・電話の供給ラインの停止。

金融機関のATM停止。まさに大動脈が分断されるんだから。

準備が必要。

 

 

 

 


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