5/3 15:53 茨城県南部(N36.1 E139.9) M4.4 深さ50km 最大震度3 常総市
5/3 23:20 群馬県南部(N36.1 E138.7) M4.5 深さ140km 最大震度2 栃木市厚木市
地下の構造がちがう、というのはあるだろうが、
単純に地震の規模M(マグニチュード)は、ほぼ同じだが、
震源地の深さがちがう、ということ。
揺れとMとの関係は、Mが震源地での地震の規模だから、
それが、球形に揺れの波動が広がって、各地に地震波が伝わる。
ちょうど、電球でいえば、60wの電球でも、電球からの距離が遠いと、
あかるさが、暗くなるのと同じだ。
最近LED電球になったら、10wぐらいで、以前の60wぐらいの明るさなもんだから、
wで表現するとおかしくなって、光源の強さルーメンlmであらわしている。
明るさは、光源からの距離rの球面上の面積に反比例するから、
S=4×3.14×r×r ということで、光源からの距離の2乗に反比例。
距離が2倍になれば、あかるさは1/4ということかあ。
茨城と群馬では、震源からの距離(深さ)が3倍ちがうから、揺れは 1/9ということになる。
太平洋プレートは、茨城ぐらいまでは、地下50kmぐらいだが、
そこから急激に深く潜って、群馬では140kmかあ。
緯度経度から、距離を考えると、たまたま緯度がおなじだから、
地球の円周4万km×1.2度/360度=133km・・・茨城南部と群馬南部の距離(震央間)
これで、地下へ140m-50km=90kmもぐっているんだから、
degrees(atan(90/133))=36°傾斜角で地下へ沈降かあ。
こう考えてくると、たとえ東京千葉で大震災が発生しても、
群馬あたりではどんどん深くなって、大災害にはならない、ということかあ。
ネパールの大地震で、たくさんの人が亡くなったが、
東京で同じ直下型がくれば、その何倍も犠牲がでるだろう。
長周期の地震波には、高層ビルが弱い、と。
ギターの弦のように、長いほど、発する音の波長がながい。
同じく、地震のときビルが高いほど、地震波の波長が長いと、共鳴して
ゆれが大きくなると。
大体、大地震ほど、地震波が長いようだから。
昨日の、マグロやイルカの話じゃないが、
1.予知が一番
2.噴火・地震に備えたマスクや食料の備蓄
3.船や空からの人と物資輸送の訓練、電話以外の通信手段の確保と訓練
4.首都機能の維持、その訓練
が急務のような気がする。
地震の予知は、まだまだ、って言ってる場合じゃないよな。
よち、よちかあ。
箱根で噴火しただけで、東海道新幹線、東名高速、電気・ガス・電話の供給ラインの停止。
金融機関のATM停止。まさに大動脈が分断されるんだから。
準備が必要。
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