株価の上昇は、だれかがお金を出して買うから。
株価の下落は、誰かが安く売るから。
12月末に3万円だった株を、新NISAや円安の影響で、7月には4万円になった。
企業の経営状況を繁栄するわけでもなく、投資バブルに。
この辺り株価や為替が、企業や貨幣の価値をより正確に反映していなのが、今の経済の問題だと思うが、どうしていいのかは分からない。変動相場制や株式売買が制限されると、大口投資家が困るんだろうなあ。
7月、4万円の株が米国の株価下落と日銀の利上げ発言をきっかけに、売りになり、大口投資家が、大量に売り(たぶんプログラム設定で)、つづいて個人投資家が損金を少なくするため、売りに出し、さらに大口投資家がどんと売り逃げしていって、3万円になった。
いつも損するのは、個人投資家で、遅れて動くから。高くなってから買い、安くなってから売る。
同じ額のお金が行ったり来たりするだけで、なんの価値も創造しない株式売買。なんの意味があるのか。
社会全体から見れば、プラスマイナス0。所得税と手数料が引かれる分、目減り。
企業の経営に役立たなければ、何の価値もない。
為替なんか、ほんと何の意味があるのやら。
新NISAの投資型では、外国株式などが安定利益確保、ということで、それは円売りドル買いとなり、円安に一役買った。
今や、新NISAは恐ろしいとなり、撤退すれば、円安傾向にブレーキがかかるかもしれない。
円安止めようとする国が得をし、大口投資家が得をし、個人投資家だけが損をしたのだろう。
今は、昨年12月ごろの株価で、元に戻った感じ。だいたい企業の経営をそのまま反映しているころに戻ったと思う。
株価暴落で損失大、だけがいわれるけれど、それに相当する額の利益を上げた人たちがいるんだが、それは誰も言わないんだね。
大きいもの、強いものには、逆らわない、ということなんでしょう。
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