天皇家のルーツ＝朝鮮半島？

もう２０数年前のことである。
ある歴史学者が、昭和天皇に質問した。
昭和天皇は、オフレコならばと前置きして答えられた、という。

Ｑ：天皇家の先祖は、どこから来たものだと思われますか？

Ａ：朝鮮半島だと思う。

Ｑ：どうしてそう思われますか？

Ａ：皇室の重要な行事のなかで、お供えするもので、シルトックというものがある。
　　これが、朝鮮半島由来のものだから、そう思います。

そういう話らしい。

現在、文化庁は皇室の先祖の古墳を、保存という名目で
閉鎖し公開してない。
古墳を公開すると、天皇家のルーツがはっきりするためだ。
平成天皇も、先祖に朝鮮半島出身の母方がいたことを公表して、話題になった。

この正月にＮＨＫで日本と朝鮮半島2000年の歴史をシリーズで放送していた。
・任那日本府は日本の領土ではなかった。そこは、朝鮮半島南部の伽耶国である。
・６６３年白村江の戦い ... 唐・新羅連合軍が百済陥落。百済復興をかかげて倭国（日本）軍が
　船で援軍。朝鮮半島の白村河で唐軍に惨敗。
　当時、日本は新羅でなく、百済を応援していた。
・畿内の古墳から、伽耶の国王の古墳とおなじものが発見されている。

風土記・日本書紀にも、百済の王族が日本へ避難し、移り住んだ記述がある。

九州のある神社では、百済の王族が難をのがれて渡ってきて、その墓を地元の人が神社として祭っているという言い伝えがある。

以上のことから、天皇家のルーツは、朝鮮半島南部の伽耶と推測するんだけど。

天皇家には、姓がない。名前だけである。

なぜだろうか？