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信濃の国を学ぶ:偉人の国

2018-05-31 06:29:59 | 日記
調査の結果は

 毎週木曜日は県歌・信濃の国を学ぶ日です。
1番から見て来ましたが、いよいよ大詰めとなりました。
最後を締める歌詞は「古来山河の秀でたる 国は偉人のある習い」です。

 どうやら偉人がテーマの様ですが、県外の人から見た場合、長野県は
偉人が多いイメージなのでしょうか?
 働く女性を対象に「大物有名人を輩出する都道府県はどこを思い浮かべますか」
と聞き取りした結果が見つかりました。
偉人と大物有名人ではかなり意味合いが違いますが、他に適当な物が無かった
のでこの結果を見てみましょう。
1位は東京、以下福岡、山口、大阪、兵庫と続きます。(マイナビウーマン より)
どうも地味な印象なのか、長野県は顔を出しません。

 これまた意味合いが違いますが、東京商工リサーチ調べの「全国社長輩出率調査」
がありました。
それによると一番社長を多く出しているのは徳島県、以下山形、香川、秋田、
愛媛と続きます。(マイナビニュース より)
一国一城の主を目指す独立志向も、ひょっとしたら長野県は少ないのかもしれません。

感謝をこめて

 信濃の国は6番まで続く長い歌です。
1番2番では長野県の豊かな自然を歌いあげています。
3番は人々の暮らしぶりを、4番は各地の名所を、そして5番は偉人達を
紹介しています。
 自然豊かな郷土に誇りを持とう、そんな思いをこめながら最後の歌詞では
「古来から山や川の恵みが多いこの国には、素晴らしい人がたくさん現れている。」
と歌っています。
 ここでいきなりですが、質問です。
「 」内に典型的な間違いがあったのに気が付かれました?
<「古」はいにしえ、「来」はよりの意味。
つまり「古来」で昔から今に至るまでを表している。
古来からは間違った使い方。>(グルメ記事作成のコツ より)
 私はこれまで平気で「古来より」と書いてきました、ああ恥ずかしい。

 偉人の意味を調べると、
<歴史に残る程並外れて優れた人間のこと。
生前から大人物と目される場合と、死後評価される場合がある。>(Wikipedia より)
と書かれていました。
 信濃の国が表す他にも、長野県は多くの偉人を輩出してきました。
大阪城で東軍を迎え撃った真田幸村の読み物には、子供の頃夢中になりました。
江戸と柏原を行き来しながら、庶民の暮らしに目をやった一茶翁の句には心が
癒されました。
雷電為衛門もいれば島崎藤村もいます。
他にも多くの歴史に名を残す人物が次々浮かんで来ます。
 しかし私にとっての偉人を選ぶとしたら、それは唯の名も無きふたりです。
産んでくれてありがとう、育ててくれてありがとう、顔を会わせている頃には
言えなかった言葉を、今送ります。

コメント
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