脳脊髄液減少症患者のつぶやき、「とりあえず、生きてみよか・・・。」

過去から現在へ、脳脊髄液減少症、体験克服記。

「なんとなく不調」の一因に「脳脊髄液漏れ」あり

2012年03月19日 | 他の病名との関連性

本日のNHKあさイチ

女性の頭痛、だるさ、冷え、不眠などの

「なんとなく不調」に漢方の話題。

先日NHKで放送した、「夜なのにあさイチ」の反響を受けてのようです。

でもね・・・・ちょっと待って。

私の例ですがね、

私の場合、原因不明の、

ひどい肩こり、

ひどいだるさ、眠気、不眠、

吐き気、朝起きた時の吐き気、

ふわふわ、ぐらぐら、ゆらゆらめまい、

手足の異常な冷え、

生理に伴う激しいイライラ、生理不順、月経痛の増強

月経困難

月経関連症状

生理にともなう全身症状(だるさ、頭痛)などの悪化、

頭が混乱する感じ、

気力がわかない、

物忘れが増える、

動悸、不安、精神神経症状

まるで、起立性調節障害のような症状、

頻尿、

起立性調節障害のような、たちくらみのような、

そして、更年期障害のような症状、

などの、

なんとなく不調の原因はね、髄液漏れだったんですよね。

 

今思えば、

「髄液漏れ」が始まって症状が出始めたころの初期症状だったんです。

 

それなのに、当時も私は当時

「髄液漏れ」なんて想像もしなかった。

 

だから、必死に治そうと医師めぐりをしたし、

その中で、もちろん漢方薬もいろいろためしてみました。

 

もし、あの初期の症状の段階で、

「髄液漏れ」の可能性に自分や医師や家族の誰かが気づき、

 

脳脊髄液減少症専門医にたどりついて、詳しい検査で診断がついて、

漏れている個所に、すぐブラッドパッチしてもらえていれば、

こんなにこじらせることはなかったんですよね。

 

早期診断、早期治療に至っていれば、

座っていることも、立っていることも長くできなくなり、

呼吸困難や歩行障害が出て、病院にさえ、自分ひとりで行けなくなるまで悪化することも、

なかったはず。

こんなにこじらせて、さまざまな症状が出てきて、何年も何年も苦しみ、

人生のほとんどを、「原因不明の不調」「精神的なもの」とされて、

「脳脊髄液漏れ」の治療を受けることもないまま、

放置されることもなかったんですよね。

 

だから、私はいいたい。

交通事故後、直後から、すぐさま頭痛や首の痛みが出て、誰の目からも交通事故が原因だとすぐわかり、救急車で病院に運ばれて、数か月も入院治療してもらえるような、

そして、1年以内に、「脳脊髄液減少症」の専門医にたどりつけるような

恵まれた患者さんばかりではないと。

 

交通事故が原因での「脳脊髄液減少症」だとわかれば、

家族もすぐさま理解して助けてくれるけれど、

それがわからなければ、助けてもらえるどころか、

延々と、理解されず、

周囲から、さんざんののしられ続ける人たちが、多数いるってことを・・・。

 

特に、交通事故後は、症状がなかったのに、

しばらくして、だんだんとなんとなく不調が出てくるタイプの「髄液漏れ患者」は悲惨だってこと。

 

本人さえ、事故との因果関係に気づけず、

医師にも軽症扱いされ、

さっさと示談してしまい、そのあとにじわじわ髄液漏れの症状が出てくる被害者がたどる

悲惨なその後の人生を想像してほしい。

 

だから、

「なんとなく不調」の影に隠れた「髄液漏れ」を見逃さないでほしい。

 

誰にでもありがちな不定愁訴は、

漢方で治るタイプの一般的な「不定愁訴」とは限らない。

 

特に、その不調の前に、「交通事故」「転倒事故」など、

体に強い衝撃が加わったことがあった場合は特に、

「髄液漏れ」の結果としての「不定愁訴」「なんとなく不調」かもしれないんですから。

 

もし、髄液漏れでの不定愁訴なら、

髄液漏れの治療を受けなければ、そのまま放置すれば、

私のように

どんどん悪化して寝たきりにまで至る危険がありますから。

 

誰にでもありがちな「なんとなく不調」の本当の原因は、「髄液漏れ」が原因という事実を、

実際私が体験しているのですから。

 

「髄液漏れ」をそのまま治療もしないで、

漢方薬をためしても、根本的な治療にはならないと思うから。

 

髄液漏れ患者が漢方薬をためすなら、

「髄液漏れ」の治療と並行して行うなら、別だと思いますが・・・。

 

特発性正常圧水頭症が

髄液が増えすぎて、さまざまな症状が起こるように

その逆で、

髄液が減ってしまった脳の人間には、

実にさまざまな身体的、精神的不調が起こるんですよ。

 

でもね、

そのことを実際に体験して知っているのは、

脳脊髄液減少症の経験者だけ。

 

それが現実。

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