goo blog サービス終了のお知らせ 

脳脊髄液減少症患者のつぶやき、「とりあえず、生きてみよか・・・。」

過去から現在へ、脳脊髄液減少症、体験克服記。

iPS細胞への期待

2010年09月17日 | つぶやき
本日朝のNHKニュース

「おはよう日本」の特集


夢の万能細胞はここまできた
~山中伸弥教授 iPS細胞の未来を語る
 難病が起きる仕組みに迫る


ということで、

万能細胞について
放送されていました。

それにによると

ハーバード大学の研究で、
ALS患者の皮膚から、IPS細胞を取り出し、それを運動神経細胞にして観察したところ、
目の前で、周囲の細胞に、運動神経細胞が攻撃されて次々死んで消えていくという
驚くべき現象が確認できたそうです。


山中教授は

「誰も研究さえしてくれない、完全に見放されたかのような
難病、希少疾患の患者さんを救うために、
役にたつところまでもっていくのは、
この技術に出会ってしまった私たちの義務。
できるところまで必死でやる。」とおしゃっていました。

こういう医師の存在は
患者としてありがたいことです。

私なんかより、もっともっと孤独で、もっともっと社会の無関心の中、
理解もされず、
患者数が少ないために、誰にも研究さえしてもらえない、
希少疾患、難病の患者さんだっているはずです。

脳脊髄液減少症は
医学界で論争はしていても、まだ話題になるだけましで、

話題にも論争にもなっていない誰にも注目されない希少疾患、難病の患者さんと
その家族は、どんなに孤独でどんなにおつらいことでしょう。

つたない私の想像力で、必死にそのつらさと孤独感を想像いたします。


IPS細胞の研究と実用化が
その方々の希望の光になって
早く助けてあげていただきたいです。


番組表によると

明日、午後10時から、
総合テレビ
NHKスペシャル「生命の未来を変えた男」

京都大学のIPS細胞の研究者

山中 伸弥教授の取り組みが放送されるようです。

9月23日木曜日に再放送されるようです。

私は脳脊髄液減少症は、早期発見、正しい検査、正しい診断、

腕のいい医師による早期治療、

ブラッドパッチ後も、
引き続き医療機関での安静、補液、リハビリ、などの医療的支援と、
各診療科との連携が充分に整えば、完治率は上がるし、

後遺症なくきれいに治る例も増えるに違いないと思っています。


ですから脳脊髄液減少症は、決して「難病」なんかじゃないと思っています。

ましてや、交通事故などで起こるのですから、
この交通事故の多い日本で、けっしてまれな疾患でもないのは確実だと思います。

もし、本当の意味での、
希少疾患や、ALSなどの難病といわれている病にiPS細胞が新しい治療法を導きだし、
患者を救えるようになる日がきたら、


脳脊髄液減少症なんて、ありふれた事故後遺症は
治すのは「朝飯前」になり、

闘病期間や、社会復帰までが短縮化されるかもしれません。

これからのiPS細胞の研究と実用化に
脳脊髄液減少症患者としても、期待したいと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする