脳脊髄液減少症患者のつぶやき、「とりあえず、生きてみよか・・・。」

過去から現在へ、脳脊髄液減少症、体験克服記。

残暑お見舞い申し上げます。

2007年08月27日 | 小さな幸せ
残暑の厳しい毎日ですが、
皆様お元気でお過ごしでしょうか?

私は、体調の激しい波があり、寝たり起きたりしながらも、
体調のいい時を見計らって出かけては、
暑い夏を楽しんでいます。

先日、あまりにも蒸し暑く、
扇風機が熱風を出しているように感じた日、

思いがけず、散歩に誘われて、
ある場所から10分ほど歩き、
生まれ育った地の湧き水を飲む機会がありました。

幼いころ、よく遊びにきた、澄んだ水の湧き出る場所。

そこは今から100年ほど前は有名で、大勢の人に親しまれ、
にぎわった歴史ある場所。

でも、そんなことなど、まるで夢のように、
今は訪れる人も少なく、ひっそりと静まりかえっていました。

当時の建物もなくなり、環境は変わっても、
こんこんと湧き出る清らかな水だけは、当時と変わらないようです。

水面の盛り上げっているところ(写真右上)から、
コポコポと水面から盛り上がるように湧き出る水を
手ですくって飲んでみました。

目が覚めるように冷たく、澄んだ味でした。

普段飲んでいる水道水とは全く違う、
まろやかで、なめらかで、清らかなおいしい水でした。

手を入れると10秒もすると痛くていれていられなくないほどの冷たさでした。
端のほうですくって顔を洗いました。

タオルを濡らして、首筋や腕や体を拭くと、
猛暑でじっとりとにじんでいた汗が、すーっと引いていきました。

この清らかな水を毎日飲めば、
常に脱水ぎみの
脳脊髄液減少症の私の体を潤し、癒してくれそうな気がしました。

今住んでいる土地の水道水はとてもまずいので、
浄水器を通した水を煮沸して、さらに麦茶にして
味と香りをつけてごまかして飲んでます。

脳脊髄液減少症の患者は、まずい水道水より、
自然のおいしい清らかな湧き水を
毎日、好きなだけ、思いっきり飲めたなら、
回復も早いのかもしれないなぁと思いました。

水の湧く場所というのは、何かマイナスイオンのような
何か空気中に癒しの物質がただよっているような感じで
そこにいるだけで、心地よく感じました。

しばらくそこにいて、水を飲んだり、体を冷やしたりしていたら、
涼しくなったせいか、なんだか気分よく、
体調さえよくなってくる感じがしました。

短い時間でしたが、
自然の癒しの力を感じた
とても気持ちのいい散歩になりました。

なるべく薬に依存せず、
自然の力をできるだけたくさん借りて、少しずつ元気になりたいと思っています。
コメント (32)
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