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愛米家のひとりごと

目黒にある米屋「愛米家本舗(あいまいやほんぽ)」店主の日記です。

田んぼでは「カブトエビ」を草取り虫と呼ばれているのです。

2011年06月18日 | カブトエビ
日本農業新聞に「田んぼにホントにいるぞ古代生物」って云うので
「カブトエビ」が載っていました。
草取り虫と呼ばれ、1㍍四方に100匹もいれば田んぼの除草効果が
あるのです。
当店でも幾つか水槽で泳いでいます。
田んぼではないので、水草やメダカの餌をあげて飼っております。


「カブトエビ」

2010年05月29日 | カブトエビ
日本農業新聞に「カブトエビ」ってどんな生き物?と云う記事が
出とりました。
そんなんでちょっと「カブトエビ」について書きまする。

日本には「アメリカ」「ヨーロッパ」「アジア」の3種類。
雨季と乾季のはっきりしたところから田んぼに来たらしい。
そんで別名「田んぼの草取り虫」と呼ばれ雑草を食べてくれるんで、
農家さんの役に立っているのです。

田起こし代かきで発生して、1~2ヶ月で一生を終わります。
ふ化してから2週間目頃から卵を産み、卵で越冬するのです。
田んぼのサイクルでは稲穂の刈入れ時期には乾季の状態になり、
卵も乾燥卵になるのです。
卵の不思議は乾燥卵になった方がふ化率が高くなるのです。
水と光を与えられるとふ化しますが、
10粒の卵が全部ふ化するとは限りませんです。
何かの事情で水がなくなってしまったら全滅しちゃうからです。
3億年前に地球上に現れた「カブトエビ」
こんにちまで、生きながらえたんは、一度の雨季で全部ふ化しないで、
何度目かの雨季(田んぼに水が入った)にふ化するという
卵一粒一粒が持っている力なのでしょう。



そろそろ

2010年03月01日 | カブトエビ
今日から早いもので3月です。

水温む春になれば「カブトエビ」のふ化を試みるのであります。
乾燥卵で越冬した「カブトエビ」は水を入れて条件があえばふ化するとです。
自然界での一生は約1が月で、人工飼育ですと3ヶ月くらいで
一生を終わるのです。とても短いですが、一生懸命に活きてる姿がすばらしいのです。