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二人暮らし 日々諸々。

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ひなまつりの室礼

2015-02-22 20:47:09 | 福岡グルメ

茅乃家の台所(博多リバレイン店内) で行われる室礼
(しつらい) 講座。この講座は競争率が高い!
一次は外れ、二次募集でなんとか席の確保が出来たので
参加してきました。ギリギリセーフ(笑)。

博多リバレインは好きなショップがたくさんあるので
時間をたっぷり作って出かける場所。

「茶寮 しのわ」でお茶♪  http://shinowa.jp/

 

 

講座スタート。
はじめに(ひなまつりの) 年中行事について学びました。

先生による室礼。
“ひなまつりを語るもの” がキッチンに飾られています。

 

 

実習する室礼は流しびな。
はじめは奉書で男雛と女雛の人形(ひとがた) 作り。
次に、飾りはまぐり。最後に炒ったお米を川の流れに
見立て、人形(ひとがた) を流しました。

 

 

年中行事の中でも、ひなまつりなどは人生の通過儀礼。
日本では昔から草や紙で(紙は神(かみ) に通じる) 人形
(ひとがた) を作って自分のケガレを移して海や川に
流す風習があったそうです。

 

 

実習のあとは直会(なおらい)。
行事にちなんだ食べもの、飲みものを参加者でいただき
ました。

伝統的な行事の直会は、氏神さま、ご先祖さま、
亡くなった親や子、宇宙をつかさどる八百万の神々も
同席してくださるそうです。

和(輪) の中に自分も家族も包まれ、護られている
ということを感じつつ年中行事(ハレ) は幕を閉じ、
ふたたび日常(ケ) の生活へ。




 

 

会場の後ろに悲しみごとの室礼がありました。
伺うと、ひいなの供養だそうです。この場合、
お花は菜の花。菜の花からは菜種油がとれ、神仏に
供える灯明に使われたことから、故人をひなまつりの
宴にお迎えするという意味が込められているそうです。

美しいかたち、美しい心だなあと思い、胸がキュン。

 

 

 



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