やった!お友だちからご紹介いただいた室礼
(しつらい) 教室に初当選です!
会場は茅乃舎の博多リバレイン店。
この店舗はキッチンスタジオ併設。
“茅乃舎の台所” と呼んだりもしています。
博多の夏は山笠!準備が進んでいました。
テーマは七夕。先生の室礼を拝見!
今日の七夕は、芸事や手習いの上達を願うものですが、
日本に伝わる棚機(たなばた) の風習と、中国の牽牛と
織姫の伝説(乞巧奠/キコウデン) が習合したもの
だったのですね。五色の短冊、紙がない時代は、
願いを梶の葉に書いていたそうです。
実習は、七月を語る梶の葉のカットからスタート!
その他の教材は、五色に染めた毛を使った筆と和紙
(手習い「習字」に必要な道具)、小なす(物事を成す
にかける)、琴柱(女性の芸事を象徴するもの)、赤い糸
(裁縫、手芸を表す。赤い色は、いつわりのない
「赤心/せきしん」を表す)です。
皆さまから拍手や撮影をしていただいたわたし作(照)。
室礼は直会(なおらい)の食卓で完結します。
直会とは、行事にちなんだ食べもの、飲みものを皆で
いただくこと。七夕そうめんと、五色のピクルス、
しょうがごはん。デザートはゼリーです。
七月を語るものは夏野菜や麦もあります。
収穫を祝い、感謝する心をこめて盛るそうです。
年中行事に縁起のものを盛り、感謝と祈りの心を託す。
隣国から入ってきたものも多くありますが、日本人の
雅な感性で美しい形で今日に伝わっていることが
よく分かりました。イベントは競争率高いので、
七夕願いに次回も当選!と書いて帰りました(笑)。
リバレイン内にある好きなショップに立ち寄りました。
素敵色の箸とマットを買いました。
帰宅して七夕の室礼を。はじめに五色のそうめんです。
日本では冷たいそうめんを食して暑さをしのぎます。