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葉物野菜充実!

2015-12-06 15:48:36 | 旬をゴチになる

毎週金曜日に届く野菜セット(九州産の野菜と有精卵)
で家庭薬膳を楽しんでいます。

野菜セットの中身は、旬の露地野菜(内容はお任せ、
きのこ含む) とサービスでいただく卵で計10品!

 

暦は小雪が終わる頃。
福岡はすでにダウンコートが必要な日がありました。
寒いけれど~博多、天神のクリスマスマーケットの
楽しさに心わくわく♪ 好きな季節だなあと思います。

と同時にやることが多い月なので、ご機嫌で過ごし
(家の中だけではなく) 体も掃除したいと思っています。
薬膳ワードとしては “補う 捨てる 流す 整える” 。

食べて補うのは “気” と “血” 。
(薬膳では) 栄養素が体内に取り込まれて “気” になり、
気から “血” が作られると考えられています。

届いた宅配野菜は、春菊、ほうれん草、レタス、水菜、
小松菜と葉物が特に充実!

冬野菜は、体を温めるものが多いのですが、葉物には
意外と体を冷ます食材、熱を取る食材もあります。

体のコンディションに合わせて、合わせる食材、性質を
チョイスするのも養生になると思います。


春菊(温めも冷ましもしない)。
効能が多いので、“食べる風邪薬” だそう。
強い香りが気のめぐりをよくして胃腸の働きを整えたり、
ストレスを緩和。美肌、血液サラサラ、咳を鎮めます。

黒ごまと卵黄を和えました。

黒ごまは、精をつける食材。「肝」と「腎」を補う
スタミナ食材です。卵黄は、血を養います。

精(元気の源) が衰えると、体力や免疫力の低下、病気の
悪化を招くそうです(原因は加齢によるものも多いそう)。

 

 

ほうれん草(熱を取る)。
“血” を補う野菜。血には潤す働きもあるので、
血色がよくなったり、肌の乾燥を防ぐ効果も。
腸を潤せば便通も改善。卵と合わせました。

 

 

レタス(熱を取る)。
ほてりを冷ます効果。更年期のほてり、暖房がきいた
部屋で顔がほてしってしまう時に向いています。
しょうがを加えて椀にしました。

 

 

水菜(熱を取る)。
体を潤して乾燥を解消する食材。冬の風邪予防や美肌に。
温める食材と合わせました。

まずは長ねぎ。
体を温めるので冷え改善に。

次に、かつお(かつお節)。
こちらは、体を冷ましも温めもしませんが、精をつけたり、
“血” を補ってくれます。手で削ったかつお節です。
かつお節を削ること、未だなかなか上達はしませんが
格別です(笑)。

 

 

小松菜とにんじんは、実家の母直伝の惣菜に。

小松菜(熱を取る)。
のぼせやイライラを鎮めるので更年期のほてりに有効。
加齢によって目減りする “陰” を養うので女性にうれしい。

にんじん(温めも冷ましもしない)。
血がたっぷりな環境が好きな五臓「肝」に血を補ってくれる
食材。「肝」と関係する“目” には特によくて、目の疲れにも。
胃腸の働きもよくします。

 

 

ごぼう(熱を少し取る)。
解毒、発汗、利尿作用の食材。体の老廃物を取り除いたり、
風邪の予防にも効果。体を温める鶏肉と合わせて柳川風に。

 

「野菜は五臓を活性化する」とはよく言ったもので、
みずみずしい野菜を摂ると、体までみずみずしく
なるような気がします。

しかし実際は微妙。
乾燥と寒気、砂漠化する肌がやってくるのか(笑)。


おごちそうさまでした!

iBox(宅配野菜)

http://vegetaberus.com/?tid=4&mode=f24

 

 

 



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