二人暮らし 日々諸々。

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秋の有田陶磁器まつり

2012-11-26 12:38:42 | 九州・大分をDrive

毎年ゴールデンウィーク中に開催される陶器市のような
陽気なお祭り騒ぎとはまるで違うのですが、秋の陶器市も好き!
町の空気がひんやりとして素敵なのです。
「また行くんでしょ」 と警戒をするオットですが運転手なので
大切(笑)。山は紅葉、食卓はクリスマス、お正月準備~な
雰囲気を満喫して来ました♪

 

有田の紅葉、こんなにもキレイだとは! 中でも泉山地区!!
大きなイチョウの樹と日本ではじめて陶石(磁器の原料) が
発見された場所というくらいしか知りませんでした。

 

“四百年かけてひとつの山を焼き物に変えた” と言われる
泉山地区の磁石場(泉山磁石場)。陶石が発見、発掘されて
いた実際の場所です。磁器好きなのでパワースポット的な感じ♪
どんだけ!! 山、がっつり削っちゃってますけど(笑)。

山ひとつを削り取って、更に掘り下げてもいたそうです(驚)。
当時の道具はツルハシなどの人力。まだ埋蔵量はあると
言われながらも廃水の不備などで、現在ではほとんど採掘は
されていないそうです。

 

神社に祭られているお方は李 参平さん。
17c初頭に陶石を発見したご本人です。有田で採れた陶石は
良質で当時は代官所が厳しく管理。利用できる範囲も限られて
いて等級分けされていたそうです。最も上質な陶石は藩の
御用窯が使用。鍋島藩かあ…伊万里と繋がった!(独り言・笑)。

 

李 参平さんに器の良縁祈願(笑)。
はじめに、訪れるたびに気になっていた「有田焼卸団地」 に
行ってみました。“団地”とあるので一般的な団地を想像して
いましたが、フツーの団地、人様の家ではなくて(有田焼の)
卸業者さんが25社も勢揃いするショッピングモールでした(笑)。

 

店前のテーブルコーディネートが素敵!

 

(写真左上の) 赤×藍のボーダーがクリスマスツリーみたい♪
びっくり! 3、4個 大小の茶碗をひっくり返して重ねているだけ
でした。メインの平皿、こ れ は山口洋一さんぽい!! 的中

 

店内には見たこともない山口さん作品の数! 山口さんは
わたし的 “染付二大巨匠” のおひとり。当然、目がギラギラ。
とりあえずオットを店の外に出しました(爆)。ぶどう文様の
七寸皿。平らな面が多い七寸が欲しかったので大っ満足!  
※山口さんはオーダーで1ヵ月~1ヵ月半待ちだそうです。

 

梱包を待つ間にいただいたお茶。お皿が面白かったので
「写真撮らせてください」 と言ったら奥から数枚持ってきて、
ご丁寧に並べてくれました。器を真ん中に話が弾みます。
あ!
オットを思い出しました(爆)。

 

「時間かかったなあ、6000円ぐらい?」 と聞くので
貝になりました(爆)。何やらテントの中にお神輿が。

 

なんと茶碗製!! 飾るだけではなく実際に曳くそうです。

 

あるテントでは割れた茶碗を持ち込んでいる人もいました。
茶碗を供養するのだそうです。他に飲食のテントもありました。
地元洋菓子屋さんのプリン。陶器に入れて蒸しているって。
窯元もさまざま、文様も迷います(笑)。

 

なめらかプリン!

 

同じ洋菓子屋さんの“有田器菓”。ありた かっぷけーきと
言って、栗・抹茶・焼酎あん と4種類ありました。
残念! 栗 売り切れ。優しいお人柄が作るお菓子は本当に
美味しい(と思います)。有田の楽しみがまたひとつ増えました。

 

わたし的“染付二大巨匠”、もうおひとりの作品を求めて
セレクトショップへ。有田の町なかにある染付だけを扱うお店
です。オーナーさんも扱う商品も好きで必ず顔を出します♪

ここの店前、秋はゴールデンウィークと違って、歩行者天国
ではないので車は店前駐車。オットはそこで待つ! みたい
な感じです(笑)。

「今年は人が多いですね」 と入って行ったら開口一番に
「春にたくさんお願いしているの」 とオーナーさん(笑)。
目当ての作家さんをご存知なので、そう教えてくれるのです。

競争率高い作家さんですからねぇ。
来ゴールデンウィークの攻略法を教えていただきました(笑)。

興奮から冷めた翌朝(笑)。
プレートみたいなお皿で朝ごパン。フツーの団地ではなかった
有田焼の団地で見つけました。四種の文様が描かれています。
多様に使えそう♪

 



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