先日、友人から久方ぶりに連絡がありました。
その友人(Yくん)は、どうもストレスが原因で体調不良を起こしているとのこと
以前も半年ほどストレス性の腹痛などで苦しんだことのあるYくん。
今回も病院へ受診しているようなのですが、どうも原因がいまいち不明だそうで、考えられるのはストレス性のものだろうとのお話でした。
彼の場合は仕事関連に対してのストレスが原因と本人も理解しているようで、計画通りにいかない業務や人間関係が原因で心身に疲労が蓄積して体調不良を起こしてしまうようです。
彼の趣味は「登山」
毎週のように山へ行っているので、ストレスなど発散できているものと思ってましたが、そういうものではないようですね。
Yくんはどちらかといえば我慢強いタイプなので本人も自覚がないうちに体調不良になってしまうのでしょう。
一方、以前にもブログで紹介しました元同僚のSくん。
こちらは相変わらず弱音をメールにて送ってきます。
彼の場合は、本人から言わせれば「会社の連中はレベルが低く、自分は仕事がうまくできない。もっとやる気の出る仕事がしたい」とのこと。
どうも会社内で信用が薄いらしく、常に報告や確認を求められているようです。
Sくんもよく「お腹を壊す」症状があるらしく、一度病院で診てもらったそうですがまったく問題はなかったそうです。
Sくんの場合は本人が主張しているほどストレスは蓄積していないと私は見ています。
なぜなら、常に不平、不満、弱音をメール等で配信してくるから
私も5回に1回くらいで返事は出しますが、つい厳しい言葉を書いてしまうこともあります。
「大学院での勉強はモチベーションがあがるが実際の仕事で値下げ交渉等の仕事はモチベーションは下がる」
このメールに対して
「学校の勉強は机上の論理。その世界でモチベーションがあがるのはお花畑の世界で物事を語るようなものです。現実は奇麗なものばかりではありません」
と、若干内容は変えましたが、このように返信しました。
Sくんに足りないのはお勉強ではなく精神的な「胆力」なのではないだろうか?と思います。
Yくんの場合とは違い、同じ仕事や人間関係が起因のストレスでもタイプが違うように思えます。
Yくんは休養したりすれば良くなるでしょうし、職場内でも業務量を配慮していけば快方に向かうと思います。
Sくんは本人はまた転職に向けて動いているようですが、本人自身が変わらないといくら転職をしても環境は変わらないでしょう。
いくら勉強して資格などを取得しても、現実は何事も人間関係でご飯を食べていくのですから。
このことは何度か手を変え品を変え本人にも伝えてはいるのですが、なかなか聞く気にはなれないようです。
早く気づいてもらいたいもんですが、本人の人生ですから無理強いはしません。
冷たいかもしれませんが、相手は大人ですから。
そう考えると『人のお話を聞ける人が大人』ってことなのかもしれませんね。
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