きままな雑記帳

ごく普通のあんちゃんのきままに記す日常日誌

カッコイイ大人の教え~転職の動機とは~

2019-08-21 21:46:58 | 資格・転職・就職
さぁて、今回は『転職』のお話です。



所詮はこの世の中ってのは『人間関係』ってのに振り回されるってのが世の常です。

業績を残そうが成果を上げようとそれを認めたくない連中ってのはいるもんです。

まぁ、それが悪いとは思いません。その連中にも言い分ってのはあるのですから。

現代でこそ『転職』なんぞは当たり前なんて時代、むしろいくつもの会社なり職場なりを経験してる人が評価されるようにもなりつつありますが、私が新卒で社会人になった22年程前の90年代後半はまだまだ終身雇用が残っていたある意味でいい時代でもありました。

当時は『会社人間』ってのがまだ普通に存在していた時代。

会社が全てという価値観があり、そこからはみ出すことは異端児扱いでした。これは私が東京時代最後に勤めた某大学子会社でも同じだったんですけどね(笑)

そんな風潮の世の中で、私はたまたま中小企業に勤める機会があり(ずっと中小企業なんですけども(笑))、その会社がまた転職者ばかりの会社だったのが不思議な縁。

なにしろ社長すら転職者だったわけですから(笑)

結果から申しますと、私はその会社から会社都合でリストラされます。事業不振ということなんですが、この転職者ぞろいの先輩たちは私にこう教えてくれました。

「会社都合で解雇ならいくらでも次への言い訳もできるし失業給付もすぐに受けられる。気を落とすな、むしろお前の行きたい方向へ行け」と。

これ聴いて、「面白いし子カッコイイこと言うなぁ」と感じたのです。

べつに解雇は恥ずかしいことでもないし、やむを得ずになったこと。むしろチャンスと捉えて頑張れよと。

次に入社した会社もあえなく倒産する経験をしますが、むしろ倒産という経験をすることを興味深く感じる自分がいましたね。

そして転職活動中の面接などのシビアな人事査定。

これ、経験しないとなかなか理解できませんが、本当にシビアなんですよ。

でも、これでどのように評価されるのか?ってのもわかります。

こういう経験しながらも若かりし頃に「チャンスなんだから好きなことしろよ」と言ってくれた転職の先輩たちってのは、私にとってはカッコイイ大人なのです。

辛いだとか言われるよりも、すべてを知っていながらも「チャンスだぞ」なんて言えるのは、その人達もかなり苦労されてきたのだろうと思えるのに、軽く言えてしまうカッコよさ。

どうせなるなら、こういう粋な大人になりたいもんです。




















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