きままな雑記帳

ごく普通のあんちゃんのきままに記す日常日誌

静岡&山梨ドライブ日記

2016-11-02 14:13:16 | 旅行記
2006年5月のGW。
私と友人は静岡県は焼津にて一泊しておりました。
それはどうしてか?

それは、当時新静岡駅近くのデパートで、我々がインディーズ時代からライブ(主にストリートライブ)に行っていたアーティスト『奥華子』のミニライブが開催されていたからです。
夜に聴きたい奥華子3選 Oku Hanako 3 Songs For Night
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発端はこの前日、幕張メッセまで行って、ラジオの公開収録していた奥華子の観覧に行った帰りでした。
友人より「明日、静岡でミニライブがあるらしいね。行けたらいいな~」
私「そうだね」
友人「やっぱいけないよな、さすがに静岡は・・・」
というやりとりがありました。
ここで何を奮起したのかわかりませんが、私は夜を徹してレンタカー屋に連絡。
GW中にレンタカー貸出など厳しい状況だったのですが、人間やれば何とかなるものです。
神奈川県は登戸(川崎市)にあるニッポンレンタカーで軽自動車を借りることに成功しました。

さっそく友人に連絡して翌朝、レンタカー屋に集合となりました。
この日、ほとんど寝ていない私と風邪気味の友人。
ボロボロのコンビはレンタルした車を観てますます元気が無くなりました。
(あくまでも参考です)

そう、かなりのミニカー。
これで静岡へ行くのか・・・(´゚д゚`)
運転は当然のように私が担当、友人はナビと盛り上げ役。
では張り切って静岡へ行きましょう!!
と言いたいところですが、GWなので東名高速は渋滞しているだろうと読んだ我々。
ここは一般道で地道に静岡へと向かいます。
利用したのは国道246。

しかし、このルートも渋滞するってことをすっかり忘れておりました。
渋滞にずっぽしとハマり、最初は賑々しくあった車内の雰囲気も段々と会話も減り沈鬱に・・・。
こういう時の沈黙ってかなり重いですよね(;^ω^)

その渋滞も神奈川を抜ける頃から空きはじめ、裾野市に着く頃には順調に走ることができました。
しかし、渋滞のツケは静岡に到着する頃に露わとなります。
それはミニライブの時間に間に合わない。
新静岡でも迷った我々。
車内でも右往左往しながらもようやく到着。
ライブには間に合いませんでしたが、なんとかライブ会場から出てきた奥華子には会うことはでき、握手することにも成功いたしました。
これで機嫌を直した友人。
では帰ろうかとなりましたが、帰りも私が運転・・・。
とてもじゃないけど体力が残ってません。
とりあえず飯でも喰おうとなりました。
でも、本来は宿を先に見つけておくことが重要だったのです。
(「水曜どうでしょう」での名セリフ)

静岡で夕飯を食べた我々。
ここで新たな事態が発覚しました。
なんと、友人の所持金が1000円。
しかもATMがGW期間中なので利用不可とのこと('Д')
私の所持金も5000円程度・・・。
ガソリン代などを考えると厳しいですし、ホテルなどまず無理。
友人は「力の限り運転してください」と迷台詞を吐いて車窓を眺める始末。
うーん、これは困った。
まさか、車中泊???
そんな私にはある秘策が残っておりました。
そうだ、スーパー銭湯を利用できないだろうか


さっそく持参していた「関東甲信越のスーパー銭湯マップ」で探します。
できれば静岡市から近くて24時間営業、利用料金が安いお店。
探すこと15分。
ついに私は見つけました。
その助け舟を出してくれる都市は焼津市


焼津駅の近くにそのお店はありました。
焼津駅前健康センター」さん(現在は休館中のようです)
とりあえず休憩ということで入店。
ここは一人1000円。朝食は500円(別途)です。
休憩室に設置してあるリクライニングシートにて睡眠を摂ることにしました・・・。
しかし、時期はGW。
団体さんが宴会を兼ねて利用しているようで、イビキと子供の声で眠れない(◞‸◟)
散々夜中にうなされて起きながらも、なんとか朝を迎えることができました。
朝風呂を入って、朝食を食べて出発です。
朝食はアジの開き定食でした。
ただ帰るのももったいないということで、観光地を巡って帰ることにしました。
しかもできるだけ低予算です。
まず、無料で見学できたのは登呂遺跡

博物館は有料なので公園にある竪穴式住居を見学しました。

お次はやはり「駿府城」でしょう。
お城好きの私はウキウキしてますが、友人はとくに興味がなさそう。
見学料を払い、ガイド付きでお城の中を巡ります。
最後にお茶と和菓子をいただきました。
友人はあんこが苦手なのでかなり苦戦しておりました。

ここまででほぼ午前中を終了。
静岡市を堪能したので、山梨を回って神奈川に帰ることにします。
山梨に入るのは山を登らなくてはなりませんが、いかんせんミニカー。
アクセルをベタ踏みしてもスピード出ず(・.・;)
初めて登坂車線を利用しました。
悪戦苦闘しつつも富士吉田市に到着すると、雄大な富士山が我々を出迎えてくれました。

個人的には海側よりも山側からの富士山のほうが近く感じて好きですね。

河口湖まで来たので、近くの「オルゴール博物館」に立ち寄りお土産を購入。
ここまでですでに14時を回ってました。
すっかり空腹の我々。
山梨といえばほうとうです。

途中のほうとう屋に入店しました。
しかしここが曲者でした。
GWなので身内をアルバイトとして臨時雇用したのでしょう。
身内同士で厨房で口喧嘩、挙句の果てはたばこまで喫煙する始末。
ほうとう自体はまあまあの味でしたが・・・後味のよいものではありませんでした。

山梨からの帰りは道志道から津久井街道を抜けて相模原へ戻るルートを選択しましたが、徐々に夕闇が迫る中での峠道。
ましてやペーパードライバー。
やたらと歌を歌って気分だけでも盛り上げる我々(笑)

この危機から脱したのは相模原の街の光を浴びることができる橋本まで戻ってきてからでした。
道路照明のありがたさをこの時ばかりは身に染みて理解できた我々です。

やっとこ登戸までレンタカーを戻して帰還いたしました。
近場のドライブなのにやたらと内容の濃いスタミナを使う珍道中でした。

友人の一言。
「しばらく静岡(伊豆以外)はいいな・・・」
静岡県、山梨県、なかなか奥が深い県でした。






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