きままな雑記帳

ごく普通のあんちゃんのきままに記す日常日誌

春の陽気と開店準備体験

2014-03-13 06:55:30 | ブログ

昨日、せっかく書いていたブログが消えてしまいましたので、今大急ぎで書いております

さて、昨日は仕事休みだった私。

良く晴れて暖かい気候に恵まれましたので、久方ぶりに我が家のベランダにて洗濯物を干して着替えると、本日はとある場所へちょっとした出稼ぎ(?)に行ってきました。

この日、職場のスタッフさんに誘われて、スタッフさんのパパさん(旦那さんのことですが、以後はパパさんで統一します)が今月末にオープン予定の「洋風居酒屋」さんの開店準備に行くことになりました。

場所は職場近く(本当に近くてお店から職場のビルが見えるくらい)の神保町です。

午前中は自宅の雑事で使いましたので神保町にはお昼に到着する予定とメールを送って自宅を出発したのが10時。

この陽気で梅もほぼ満開近くまで開花しております。

Photo

卒業のシーズンでもありますが、スタートするのもまたいいシーズンですね

私はドカジャンにチノパン、クロックサンダルという汚れてもいいスタイルで小田急線&中央線に乗り込みます。

たぶん、どっかの現場に行く土方のあんちゃんと見られてるのだろうなーと。

でも、そういう土方の仕事とかも嫌いではないので、たまにはスーツ以外に作業着とかを着るのも嫌いではない自分がいます。

さてさて、途中トイレに立ち寄るために経堂駅で途中下車したりしましたが、なんとか12時には待ち合わせ場所の神保町に到着しました。

平日のランチ時。

サラリーマンやOLさんが闊歩しております。

食べ物屋さんをやるにはいいロケーション。

しかも昼間と夜間の人口は多い地域ですし、お店も探すと色々と出てきますので競走も厳しいでしょうけども、それが呼び水となってお客が付く可能性もあります。

迎えに来るスタッフさんを待ちながら、ドカジャンの私はそんなことを考えてました。

自分だったらたぶん利用するだろうなとか。

そんなことを考えていたら自転車で颯爽と現れたスタッフさん。

なんか語尾に『』が付きそうなくらいに爽やかに登場です。

スタッフさんの案内でパパさんのお店へと向かいます。

場所は神保町のちょっと路地に入ったところです。

道もたぶん4mは幅が無いくらいで、古書店や隠れ家的な珈琲店がある、街歩き好きが行きそうな場所でした。

道幅のことを書いたのは以前に仕事していた不動産屋の癖ですね。

私が以前に「いいなー」と思う街のひとつ「北千住」の路地裏ともちょっと似ている混沌具合が気に入りました。

Photo_2

こちらがお店の外観。

元々はカフェが入っていた店舗だそうです。

後々、周囲の商店主の方がお店を覗いて声をかけてくれるのですが、古書店とカフェ、そして周囲にはライバル店ともなるワインの居酒屋とかでなかなか利用する側からすればどの時間帯に立ち寄っても楽しめる通りです。

私の中の「いいじゃないか!!」魂が盛り上がってまいりました

店内に入って今回のそもそもの企画者である「パパ」さんとご対面です。

パパさん、すっごく真面目な感じで穏やか。

もちろん、基本は押さえてくれてるとは思いますが、「自由で」というゆるい感じで作業依頼をされます。

私など、「自由」でと言われれば本当に自由にやってしまう輩ですので、「いいの?」と初対面なのにやや失礼なことを言ってしまいましたが、パパさんはあくまでも穏やかに「大丈夫です」と。

人間ができてるなーと感心しながらもさっそく作業開始です。

店内の壁のペンキ塗り。

Photo_3

ペンキ塗りは昔、実家でやったこととあとは「菊次郎とさき」のドラマでペンキ屋の菊次郎が幼少期のビートたけしにペンキ塗りの基本を教えてるシーンくらいしか私の記憶にはありません。

つまりまったくのド素人です。

さっそくマスキングテープを塗らなくてもいい場所保護で貼る作業ですが、不器用な私はこの段階で挫折・・・

マスキングテープ貼りはスタッフさんにお願いしまして、ペンキ塗り作業をやります。

用意されている手袋、ポンチョ、マスクを装備してさっそくペンキ塗りの基本説明です。

刷毛は端とかの細かい部分に使用し、広範囲の部分はローラーで。

ペンキを含ませる時はしっかりとペンキがきれるようにする。

いよいよペンキ塗り作業開始です。

今回担当したのは壁面下部分。

塗り塗り塗り・・・。

喋ったり、音楽を流してくれながら(ちなみにパパさんお勧めのゆず)の作業なんですが、これが楽しい。

しかも、B型の凝り性な面が出てきますので、どんどん集中していきます。

こういった職人さん的な仕事もいいなー

パパさんはもし良かったら料理もやりますか?と言ってきます。

いいんですかねー、素人の私が。

でも、やるとしたら「もやし料理」ですね。

これは断言させていただきました

あと、炭火焼のようなので、焼き鳥等を焼く際は私は「焼き」を担当させていただけるお話まで進んでおりました。

いいのかなー、パパさんのお店だけど、それじゃ私の遊び場になっちゃうよ

そんな楽しいトークをしながらも順調に進むペンキ塗り作業。

途中、昼食&休憩を挟みながらもペンキ塗りを行いまして、テーブルに使用する板が届きましたので、それのやすりがけです。

これまたパパさんの簡潔かつ丁寧な説明を受けまして、さっそくやすりがけ開始。

すりすりすり・・・。

店先で行う作業なので、周囲の店主や巡回中のおまわりさん、通行人まで注目の的となりました

テレビ東京の「和風総本家」のような感じで作業を進める私とスタッフさん。

この作業もねー、やり始めるとなかなか楽しいんですよ

周囲の商店街の人々も色々と話しかけてくれますが、パパさんの穏やかな受け答えを聞いていて、周囲のお店ともうまくお付き合いできているようです。

ちょっと「昭和」を感じましたね。

17時で私とスタッフさんは作業終了。

私は報酬としてランチをご馳走していただきました

また、呑みに行きましょうというパパさんからのお誘いまでいただきました。

うーん、それほど活躍してないのに申し訳ない・・・。

たった半日の作業でしたが、学園祭の準備(たぶんBGMのゆずの曲がさらに気分を高めてくれました)のような楽しい時間をすごすことができました。

帰り際、ふと心地よい疲労感を感じることができた春の休日です。

ちなみに店名は「CEPPO(チェッポ)」で基本はイタリアンらしいのですが、洋風居酒屋さんとのことです。

ランチも営業予定のようです。

気軽に入れる「バール」って感じになるのかもしれませんね。

「バール」とはヨーロッパにある大衆居酒屋さんのようで、私が住んでる相模大野にもお店があります。

店先でのオープンカフェや立ち飲みという感じで気軽に利用できるお店です。

私など、厨房もどうぞと言われて「焼き」まで言われてしまってますので、本当にできたらビシバシと焼きたいもんです。

開店は今月下旬とのこと。

楽しみなお店がまた近くに開店します。

コメント
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