さぁ、本日「食・レシピ」の第三弾。
今回は食事のことよりもどちらかといえばお店の環境についてメインに書いていこうと思います。
先日ランチで入店した職場近くの居酒屋さん。
そこのお店は夜も安く提供するためになるべく店員さんを配置しないお店で、ランチは基本的にセルフサービスです。
ただ、セルフサービスならば食券機で事前にメニュー券を購入するやり方が一般的と思いますが、ここのお店はそうではありませんでした。
なんと、入店して店員さんがメニューを伺ってから客はお盆を持ってご飯等を盛り付けられて席に着くシステム。
お金はお盆を持つ寸前でメニューを店員に伝えて現金支払いするやり方です。
私は初めて入店しましたので、まずこのシステムに戸惑いましたが、事情を把握するととりあえず指示通りにメニューを伝えてランチをいただくことにいたしました。
コストを抑えるやり方なのか、店員さんは基本一人で対応(私がお店を出る頃には二人出てきました)、客から受け取った現金はそのまま放置(椅子に茶箱が置かれてそのまま無造作に現金が入ってました)されてまして、ある意味で泥棒されても仕方ない状態です。
私はほっけ定食を選択。
しょうゆを使おうとしましたら「しょうゆさし」はなく、業務用の小さい版がテーブルに置かれているだけ。
よって適量のしょうゆをさすことができません。
ほっけ自体は美味しいものでしたが、私はこの様子をみて「この店は長くはないな」と思いました。
500円のランチではありますが、あまりにコスト削減(とくに人件費)を行い過ぎた典型と見たからです。
いわゆる「安かろう、悪かろう」の類です。
付近では同じ500円ランチでももっとサービスはいいですし、べつに500円より高くてもいいんですよ、私個人的には。
現に700円~900円のランチ定食を食べたりしてますから。
味がよくて、夜も利用したいなと思えるお店が私にとっては「また来たいお店、友人に紹介したいお店」なのですが、こちらのお店はまったくお勧めできないお店でした。
デフレの世の中ならば生き残れるタイプ(それでも厳しいでしょうけど)だとは思いますが、これから景気がよくなってくれば生き残れないタイプのお店でしょうね。
私は次は行かないと決めたお店です。
「いい仕事するには経費をケチってはできない」んですよ。
今回はまさにその典型例を体験したお店でした。