AKB48グループ(AKB48/SKE48/NMB48/ユニット/ソロ)のCD売上枚数の推移と分析
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/d3027408e5f5a3c7b7f5e838cd897d0c
↑の時のデータで、特に意味もなくグラフを作ってみた。
本当に特に意味はない。
■AKB48
これは単に、初週売上に対してどの程度のびたかを表しています。
他のグループを見て欲しいのですが、AKB48は見事に放物線を描いているのが面白いです。



売上を伸ばす度に下がっているのがわかりますね。

ここ最近では、全売り上げの90%以上を初週で売り上げます。

■SKB48



■NMB48
NMB48は放物線を描かずに歪な形をしてますね。
5週目以降に急に伸びを見せるところからして、マスメディア戦略が奏功しているのかもしれません。

ある意味で、安定しているのかもしれませんが、停滞感がすごい売り上げに出ている気がします。
前回も書きましたけど、NMB48はAKB48/SKE48に比べてAKB48ブランドでスタートダッシュこそ決めたものの、やはり短期間で安定した地盤を獲得するのは難しく、マス露出を高めて現状維持するのが精いっぱいということなのかもしれません。


■乃木坂46
※『制服のマネキン』がまだ1週目の売上しか取れていないので、注意が必要です。



■なんとなくのまとめ
まず、売れてくると初週売上の割合が増えます。
乃木坂46はまだ70%ですが、SKE48とNMB48は80%を超えていて、AKB48にいたっては90%を超えています。
これは単に握手会の効果や、握手会でしか売れなくなっているということよりも、CD販売方法が最適化されてくるからではないかと思います。
握手会システムもさることながら、発売前の事前マーケティングが非常によくできているのではないかと。
CDリリースに関する情報の周知が徹底されているだけではなく、リリースに関する話題が発売前に盛り上がるため、購入意欲の高まりのピークが初週に来るように設計されているのではなかろうかと、完全に推測ながら思います。
よく聞く「AKBの勢いが低下してきてCDが売れなくなっている」や「握手人気が落ちてきている」ということではなく、どんどん最適化されていった結果、現在90%を超えているのではなかろうかと。
(なぜなら握手人気が落ちてるだけなら初週売上の割合が落ちるのではなかろうかと。)
逆に言えば、そのシステムに乗ってこない顧客層はどんどん遠のいているのかもしれませんね。
で、面白いのは初週売上に関する伸び率が、AKB48とSKE48は綺麗な放物線を描くのに対し、NMB48と乃木坂は歪ですね。
たぶん支持基盤の安定性の差ではないかと思います。
そういう意味では、まだまだ新規顧客を獲得する余地があると言えるのかもしれませんし、単に不安定なだけかもしれません。
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/d3027408e5f5a3c7b7f5e838cd897d0c
↑の時のデータで、特に意味もなくグラフを作ってみた。
本当に特に意味はない。
■AKB48
これは単に、初週売上に対してどの程度のびたかを表しています。
他のグループを見て欲しいのですが、AKB48は見事に放物線を描いているのが面白いです。



売上を伸ばす度に下がっているのがわかりますね。

ここ最近では、全売り上げの90%以上を初週で売り上げます。

■SKB48



■NMB48
NMB48は放物線を描かずに歪な形をしてますね。
5週目以降に急に伸びを見せるところからして、マスメディア戦略が奏功しているのかもしれません。

ある意味で、安定しているのかもしれませんが、停滞感がすごい売り上げに出ている気がします。
前回も書きましたけど、NMB48はAKB48/SKE48に比べてAKB48ブランドでスタートダッシュこそ決めたものの、やはり短期間で安定した地盤を獲得するのは難しく、マス露出を高めて現状維持するのが精いっぱいということなのかもしれません。


■乃木坂46
※『制服のマネキン』がまだ1週目の売上しか取れていないので、注意が必要です。



■なんとなくのまとめ
まず、売れてくると初週売上の割合が増えます。
乃木坂46はまだ70%ですが、SKE48とNMB48は80%を超えていて、AKB48にいたっては90%を超えています。
これは単に握手会の効果や、握手会でしか売れなくなっているということよりも、CD販売方法が最適化されてくるからではないかと思います。
握手会システムもさることながら、発売前の事前マーケティングが非常によくできているのではないかと。
CDリリースに関する情報の周知が徹底されているだけではなく、リリースに関する話題が発売前に盛り上がるため、購入意欲の高まりのピークが初週に来るように設計されているのではなかろうかと、完全に推測ながら思います。
よく聞く「AKBの勢いが低下してきてCDが売れなくなっている」や「握手人気が落ちてきている」ということではなく、どんどん最適化されていった結果、現在90%を超えているのではなかろうかと。
(なぜなら握手人気が落ちてるだけなら初週売上の割合が落ちるのではなかろうかと。)
逆に言えば、そのシステムに乗ってこない顧客層はどんどん遠のいているのかもしれませんね。
で、面白いのは初週売上に関する伸び率が、AKB48とSKE48は綺麗な放物線を描くのに対し、NMB48と乃木坂は歪ですね。
たぶん支持基盤の安定性の差ではないかと思います。
そういう意味では、まだまだ新規顧客を獲得する余地があると言えるのかもしれませんし、単に不安定なだけかもしれません。
これが正解だと感じました。
AKBの円盤(あえて握手券とはここでは言わない)を買う人は、通常版も劇場版も初週に買うよう事前に煽られ、既に調教済なのだと思われます。
有名な小室哲哉の消しゴム理論に近いんですかね。90年台初め何出しても初動だけ15万売ってすぐに圏外に堕ちる現象を「僕のファンは、僕が消しゴムを売ったって買うだろう」公言した件。
約2~30万いるAKBヲタは、消しゴムだろうと握手券付いてたら、延べ100万個初週に買ってくれるんだと思われます。
これからマインドコントロールから冷めた信者が抜け落ちていって、初動占拠率90%超を維持したまま、累計売上枚数を逓減させていくのでしょう。
AKB既存ヲタの熱狂と洗脳を維持し、新規を引き込む施策が必要です。握手に変わる肉弾サービスを過激化させるのは、プロレスに有刺鉄線と電流爆破を持ち込むのと同じで消耗的愚の骨頂。次のスターを地道に育てるべきかと。
NMBはまだ信者層が流動的。ていうか知られていないのでしょう。
総選挙投票券は、初動占有率を投票期間の分だけもう1週延命させられるドーピングツール。カラオケやメディアで一般層に非集中的反復継続できる代表銘柄(ヘビロテ、会いたかった)を生み出すのが、初動占有率を結果として下げるツールなのでしょう。
1月初中旬は、レコ大紅白曲がベスト10に復帰する季節ですし、もしかしたらパレオの初動占有率がこれから下がりますね。
握手券に興味がなければブックオフやヤフオクで購入するという選択が有力になると思います。
ブックオフに並んでる大量のCDを見てアンチが価値の低さを指摘しますが、当たり前のことですが販売スペースを占拠しているのだから相当数が売れているはずです。
中古品に関しては人によって色々な考えがあると思いますが、CD本来の適正価格を考えれば当然の流れかなと思います。
運営側も中古市場をしっかり意識しながら戦略を立てているように感じますね。
コメントありがとうございます。
>消しゴム理論
なるほど。
あの時は小室プロデュースというだけで売れましたね~。
「調教」や「マインドコントロール」と表現すると悪い意味で捉えられてしまいそうですが、言い方を換えれば、「消しゴム」という物質に付加価値を乗せることができているということですね。
注目点は、その付加価値をどう乗せることに成功しているか、ですね。
消費者は時代とともに賢くなっていますから、消費者にとって新しい領域(不謹慎ですが放射性物質や健康など・・)でないと、(悪い言い方をすれば)そう簡単に騙されてくれないようになってきています。
そういう意味では、AKB48は小室時代の「消しゴム理論」のあの頃に比べて、非常にうまくやっていると私は思います。
例えば、私は握手券あっても握手会に行かないヲタなのですが、CDを買いますからね(笑)
>新規を引き込む施策が必要
仰る通りだと思います。
そして、運営がやっきになってる部分でもありますね。
AKB48ヲタという(ある意味での)身内からは、自分たちの想いと違うと批難轟々ですが(笑)
>初動占有率を投票期間の分だけもう1週延命させられるドーピングツール
選挙速報をうまく使ってますよね(笑)
>もしかしたらパレオの初動占有率がこれから下がりますね
そうですね。
ただ、以前と違って、多少難しくなるのは、若い世代はネットダウンロードなので、CDの売上に関してはファンが増えないとですよね。
曲を聞くだけならダウンロードでいいですからね。
コメントありがとうございます。
>中古市場
なるほど。
確かに中古市場や2次利用市場を考えなければなりませんね。
私たまに秋葉原の中古屋へ付き添いで行くことがあるのですが、生写真の価格には重要と供給量の関係が見えて面白いですね。
CDやDVDはどうなんでしょう。
ファンたるもの、ダウンロードではなく現物を所持したくなるものですかね。
公演曲などのダウンロードで手に入らない楽曲は中古市場で売れるみたいですが。
あとAKB48のCDをレンタルする人もけっこういるんですよね~。
そういう意味では、中古やレンタルなど2次利用を含めたCDの流通全体像を把握したくなってきますね。
どこかに分析結果とか落ちていないですかね・・