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進化する魂

フリートーク
AKB48が中心。
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スポーツと国家 Part2

2010-02-26 15:25:35 | 社会
なんだか今日は数を稼ぐために質を無視しているような感じだ・・
前回のエントリ(スポーツと国家)で、私が「スポーツを擁護している」と誤解されている方がいるようなので補足する。
どうやら「税金によるスポーツに対する投資」に批判的な人が結構いるようだ。
費用対効果の観点からみて、ナンセンスかもしれないと。
そう考える人は「投資」について視野を広げると、私の言うことも理解できるだろう。

私にはエンターテイメントを楽しみたい欲求はあるが、「子供達に夢を。」なんて文化論を振りかざすつもりは毛頭ないし、「国威発揚」なんてものを考えるのも馬鹿げていると思っている。
ただ、単純にスポーツを「投資」として見たときの社会的価値を考えれば「スポーツにもっと投資すべきだ。ただし額は要検討。」ということを言っている。

スポーツにどのような投資効果があるか考える。
他に思いつくものあったらどんどん教えてください。

スポーツ用品ビジネス
スポーツ観戦ビジネス
スポーツ施設ビジネス
スポーツ育成ビジネス
スポーツ観光ビジネス
広告キャラクター効果による他ビジネス支援効果
体力の健全的消費による犯罪率の低下
社会性の教育効果
職の多様性の宣伝効果
家族親交効果
地域コミュニティ親交効果
組織親交効果
健康促進効果による医療費削減効果と消費活発化効果
通信・映像機器への消費活発化効果
etc...

1人スーパースターが生まれれば、その周りに大きな経済圏ができるし、スポーツ振興による経済の活発化もあるだろう。
全部合わせれば、投入している税金を遥かに超える効果が得られるのではないか。

日本には「投資」という発想が根本的に欠けているし、「投資対効果」の「効果」の部分が狭すぎる。
なぜかといえば、武士道が「合理」を嫌うからである。
日本の美徳は利益を嫌う。
「投資」は「効果」を期待する野暮なものなのだ。
だが、その「効果」をどう定義するかによって、日本人はこの壁を乗越えることができるだろう。
「効果」=「利益」が金銭的なものだけとは限らない。
(結果的に金銭的なものになるかもしれないが)


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