困ったことに全然更新できないません。
まいったなー。
余裕がなくて・・軽いネタで。。
いつもこの夜中の静まり返ったこの一息つける時間が、この僅かな余裕が、なんとも言えず幸せなのさ。
これで酒でもあれば最高なのだが・・
それにしても夜中に聴くミスチルは最高だ・・しみじみ。
micro & macro ね。
どうしてこんなに心の奥深いところに突き刺さるのか。
忘れていた何か、いや自分の中にあるまだ発見できていない何かを、
思い出させてくれる気がするんだ。
そして捻り出した答えは~♪
憧れになろうだなんて大それた気持ちはない・・
ただヒーローになりたい君にとっての~
・・十分だいそれてるぜっ
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こんな意見があるかもしれない。
アイドルは夢を見せてなんぼなのだから、現実的なところは見せてはいけない。
既存のアイドルに関してはそういうところはあったのかもしれない。
「品質管理」と「情報管理」を徹底して行い、コンテンツビジネスとしての完成度を高めていく方法だ。
現在、その最先端を行くのは「K-POP」なのかもしれない。
だが、AKB48はそういうアイドルなのだろうか。
私は違うと思いたい。
(それはこれまで何度も述べてきたので説明しない。単に余裕がないだけ・・)
しかし、多くの人たちが言うように、素人さを売りにするものの、運営が素人であっていいはずはない。
もちろん、初めからプロはいないし、まして新しいことをやる場合には誰もが素人だから、失敗はある。
だが、失敗はあるだろうけれど学習はしていかなければならない。
「とりあえずやってみて試す」という戦略をとる場合、重要なのは「実行」ではなく、実行による「学習」だ。
学習することができなければ、もっとも恐れるべきこと、信頼の喪失を引き寄せるだろう。
結果として、興ざめするのは最悪だ。
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ただ、供給者、顧客ともに十分な準備ができておらず誤解に生み出しやすい状況にあるのなら、それを緩和する必要もあるだろう。
たとえば「大人の事情」がそれだ。
Wikipediaによれば
大人の事情(おとなのじじょう)とは、主に利害関係上の都合、タブー、その他の公にしづらい事柄が発生した場合に、それを簡潔に説明するために利用される隠語(スラング)である。
多くの人々が、「大人の事情」を嫌う。
だが、大人の事情はそんなに忌み嫌うものなのだろうか。
私は自分が半人前過ぎると思っているが、社会的な定義としては、これでも大人だから正直に言うよ。
「大人の事情」がなかったら、世の中成立しない。
「大人の事情」が絡まない話があるなら教えて欲しい。
誤解されたくないのだけど、空想を語らずに現実的な話をしようぜっなんて大人びたことを言っているつもりはない。
私はそんなに大人じゃないから。
「大人の事情」は何ゆえに「大人の事情」なのか、考えたことがあるかい?
これは自分の子供にも、とても説明しづらいことなのだけれども、あえて言うよ。
「大人の事情」と言うのはね、説明できないから「大人の事情」なんだ。
口ごもるのはね、まだ正直な人なんだよ。
たいていは、「察しろよ」とか「感じろよ」とか、「わかれよ」なんて言うんだろう。
少し強い口調で、「話のわからないやつだ」なんてけなしながらね。
でもそれはね、大人たちはね、理由を説明できないんだ。
一体何が、それを、その周りのものを、自分を、自分達を、自分達の周りにあるものを、動かしているのか。
わからないんだ。
少なくても、説明できない。
自分はこれが正しいと思っているんだけど、なぜかそうできない自分がいる。
理由がわからないんだ。
でも、確かに自分を動かしている何かの力がそこにあるんだ。
かっこ悪いじゃないか。
自分が正しいと思うものじゃないものに、自分が動かされているなんて。
自分が否定されているみたいだから。
自分じゃない何かが自分を動かしているなんて、誰が認めてやるかって思っているんだよ。
「そんな馬鹿な?」と思っている君は、まだ大人じゃないのかもしれないね。
大人の定義なんて適当だけどさ。
自分じゃない力が自分を突き動かす、そんなとてつもなく抗えない大きな力を感じたことがないのだとしたら、
それは少し不幸なのかもしれないよ。
一流のプロスポーツ選手なんかに聞いてごらんよ。
アイドルでもいいんだ。
自分だけの力で成果を上げることができるなんて思ってる人はいないよ。
卓越した結果を生み出すとき、自分に何が起こったのか明確に説明できる人がいるのかな。
そこには、自分だけの力ではどうしようもない、とてつもない何かがいるんだ。
前にも書いたようにね。
ミエナイチカラよ輝け
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/2bbf4831b68d8a0ac37ec285e4199518
MITのピーター・M・センゲは著書『学習する組織』の中で、物事の全体像を掴む重要性を次の小話で説明している。
数年前の春、メイン州でカヌー旅行をしているとき、悲惨な事故を目撃した。小さなダムに近づいたため、迂回して陸上を進もうと岸にカヌーを寄せた。後から来た別のグループの、酒を飲んでいた一人の若い男性が、ゴムボートでダムを越えていくことにした。ボートはダムを越えた後に転覆し、男性は凍りつくような水の中に投げ出された。遠くて助けの手も届けられず、私たちは彼がダムの底で、激流に逆らい渦から逃れようと必死にもがいているのを、恐怖のうちに見つめていた。彼がもがき続けていたのはわずか数分だった。低体温症でなくなったのである。
彼の身体は渦巻く水の中に吸い込まれていった。その数秒後、彼の身体は、ダムの底の大渦巻きから自由になって、10メートルほど下流に浮かび上がった。彼が人生の最後の瞬間にやろうとしてできなかったことを、彼が死んだ数秒後に川の水流が成し遂げたのである。皮肉なことに、彼の命を奪ったのは、ダムの底で流れに逆らってもがいたことそのものだった。
唯一の脱出方法は「直感に反する」ものであることを彼は知らなかったのだ。顔を水面上に出そうとせずに、水流に身を任せていれば、彼は助かっていただろう。
この話は、物事を線形的な思考で捉えるのではなく、システム全体で捉えるべきだという本質を物語っている。
私たちの気づかない構造が私たちを虜にするのだ。
[中略]
私たちは、ボトムアップ・アプローチによって、私たちの世界や社会や組織に働くミエナイチカラ(見えない構造)から自分自身を解放し、最終的にそのチカラと連動したり、そのチカラを変えたりする能力を身につけることができるのだろうか。
それこそ今私たちが直面している問題を超えていくために、真っ先に答えなければならない課題なのではないだろうか。
賛同できないかもしれないけれど、このエントリを読んだら、
今後は「大人の事情」を使うのは談笑するときだけにして、
代わりに「ミエナイチカラ」を使うことをおススメするよ。
そうしたら、見えてくるものが変わると思うんだ。
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たぶん、ミスチル聴きながら書いたからこんな口調になるんだと思う・・
語り口調は嫌われるのかな・・
Any Mr.Children
関係者の数が増えて特に関係者の間でに利益が相反するような時などは大人の事情として、表に出せない場合は多いですね。
でも、現実の社会でのビジネスである以上大人の事情は仕方がないかもしれないですね。
ビジネスの話といえば前から思っていたことで直営とフランチャイズのことがありますが、フランチャイズは本部にとっては資金的な負担がほぼ不要なメリットがある反面、フランチャイズ側が勝手な思惑で動いて一体感を欠くというデメリットもありますね。
業種によって差異はありますが一般的に特に国内においては拡大のスピードを早めるために採られるパターンが多いみたいですね。
ちなみにB'zの「ミエナイチカラ」やミスチルの「Hero」はよくカラオケで歌います。歌詞をよく見てみると結構深いですね。他にミスチルの歌で結構好きなのは「フェイク」あたりです。これも社会風刺が入っていて結構深いと思いました。
コメントありがとうございます。
ステークホルダーが増えるとどこで利害が絡むかを把握しきれなくなり、保守的に振舞ってしまうことが多くなってしまい、本当に表に出せないのかわからないまま、表に出なくなってしまう情報がほとんどだとは思うのですよ。
一番無難だと思う選択をしがちですよね。
>直営とふらんちゃいず
AKB48の場合「直営的」にこだわるべきですね。
グローバルにビジネス展開する場合に、特に東アジアだと商習慣の違いなど面倒なことが多いから現地資本を使ってフランチャイズもしくは提携という形が合理的だと思いますが、それだとAKB48が目指すものが実現できないと思います。
あくまで直営もしくは直営的なものにすべきであり、詳しくは知らないのですがAKB48フォーマットは秋元康のプロデュースを条件にしているはずです。
スタバではないですが、フランチャイズにした時点で負けだと思います。
>B'z & ミスチル
深いですよね。
この二つのグループには本当にいろいろと教えて頂いております。